この4月から二か所のクリニックで働く予定になっている。一か所は三島の病院で一緒に働いたことがある先生が院長をしている精神科クリニック。現在休診日になっている曜日を私が勤務して埋める形になる。私のピアノ伴奏をしてくれる親友の家から近くにあって、彼が通りかかったら4月から私が勤務になることが掲示されていた、とLINEで写真を送ってくれた。ここはまだ電子カルテになっていなくて紙カルテである。患者さんの層も今までの勤務先と大差ないようだ。
もう一か所は精神科ではなく何と産婦人科のクリニックである。メンタル患者さんが多いから診てほしいという要望があって行くことになった。こちらは全くの未知数である。先日、クリニックのホームページに載せる顔写真が必要なので来てほしいという連絡が入った。顔写真なら撮ったものがあるから送りますよ、と返事すると、無料で配られる情報誌にも載せたいから、とのことだった。決められた日の午後6時に行ってみると、もう一人5月から勤務予定の若い女医さんも来ていた。この女医さんは現在こども病院で児童思春期を専門にしている方で、産婦人科クリニックにはまさに適任だろうと思う。まず、絵柄の入った色物の仕事着のシャツに着替える。長年、仕事中はYシャツに白衣、特に冬場はネクタイをしていたから戸惑う。ポケットがないシャツだから仕事の時に困るだろうなあ、と早くも先の心配をする。「郷に入りては郷に従え」でやむを得ない。森田の言葉では「境遇に柔順なれ」だ。情報誌のカメラウーマン(?)たちの指示に従っていろいろなポーズで写真を撮られる。刺繍のついたクッションを抱えさせられて「もっとニッコリ笑ってください」などと言われながらどうにか撮影が終わったら7時近くになっていた。さて、これからどうなりますことやら・・・。
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