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神経質礼賛 2344.そういえば症状

 勤務先が変更になったため、精神保健指定医証に記載された勤務先の変更手続が必要である。保健所まで徒歩15分。担当窓口に手続書類を提出して、指定医証の勤務先名を訂正してもらう。それをスキャンして記録に残しているようである。ものの3分で完了。郵送よりも手っ取り早い。さて、その精神科クリニックの仕事は、今まで休診日だった曜日に担当で入ったため、最初は1日5人位しか患者さんが来ず、閑古鳥が鳴いていた。しかし、新患の方が次々入り、空いていて待ち時間が少なそうだと他の曜日から移って来る人もいて、1カ月を過ぎて20人、30人と増えてきた。おそらく50~60人に達しそうな勢いである。

 今まで他の先生が診ておられた年配の男性。長いこと同じ睡眠薬だけが処方されている。まだ仕事は続けておられ、5~6時間は眠れている。「そういえば、元々人前で緊張して困るんですが何とかならないものでしょうか」と言われる。医師が代わったので、久しぶりに言ってみたらしい。カルテを前の方へどんどんめくっていると対人恐怖症状の記載が確かにあった。当初は抗不安薬や動悸を抑えるβブロッカーが対症的に処方されていたが、もう長いこと睡眠薬だけになっていた。「そうですか。それでは私と同じですねえ。緊張しても何とか生活が回っているのであれば、それでいいのではないでしょうか」と答えると、「まあ、そうですねえ」と。本人は気になるけれども他の人からすれば何でもないように見えるのが神経症の対人恐怖である。誰しも人前では緊張するものであり、自然なことだ。気になりながらも避けずに行動していけばそれで良いのだ。そういえば、と「症状」を掘り返す必要はなく、そのまま埋もれたままにしておけば良い。森田正馬先生は、次のように言っておられる。

 病氣を治さうとする事を忘れた時に、病氣がなくなって居るのである。(白揚社:森田正馬全集 第4巻 p.264)

 心機一転とは、平生・内向性の心が、次第に変化して、或機会に一転して外向的となる事である。其手段としては、第一に自分の病状を言はない事、書かない事で、第二には仕事に乗りきる事の二つである。(白揚社:森田正馬全集 第4巻 p.329)

2025年5月 8日 (木)

神経質礼賛 2343.退職後の手続き

 サラリーマンが定年退職すると必要な事務手続がある。急ぐのは健康保険である。国保に切り替えると在職していた前年所得の影響により高い保険料を払わなくてはならない。そこで、退職後2年間はそれまでの健康保険を任意継続した方が得な場合が多い。国保へ切り替える場合は退職後2週間以内にしなくてはならないので、急いで協会けんぽの事務所へ行って任意継続の手続きを済ませた。

 私の場合、年金の手続もある。働いていて収入があるということでゼロ円になっている厚生年金の手続きは前の勤務先でやってもらえるらしい。一方、老齢基礎年金は退職するまでは不要だと思って、手続きせずそのままにしていたので、繰下受給の請求手続きをしなくてはならない。老齢年金請求者専用フリーダイヤルに電話してみる。連休の合間の日で、混んでいてすぐには繋がらないだろうと思っていたら、意外にも1回で繋がった。状況を説明して、地元の街角年金相談センターの相談予約を取ってもらえた。コールセンターのオペレータが私の住所を2回聞いてきた。強迫の人なのかな、と思う。こちらも強迫なので念のため相談予約日時を最後にもう一度確認した。ホッとして受話器を置いて1分ほどして電話が掛かってきた。先刻、対応してくれたオペレータからだった。「すみません、先ほどお伝えした相談日時を教えて下さい」と。確認の応酬である。強迫同士の会話はこんな風になるのだろう。

 

2025年5月 4日 (日)

神経質礼賛 2342.寝酒は逆効果

 不眠を訴える外来患者さんたちの中には寝酒が習慣となっている人がいる。毎日25度焼酎を欠かさず2合飲んでいるという男性。仕事の緊張感から解放されてよく眠れるからと言うが、日本酒換算で1日4合近いこの量は危険である。せめて週1日休肝日を作り、量も少しずつ減らしていきましょう、と毎回話している。女性で夕方からビールをちびちび飲み続け、毎日ロング缶3~4本飲んでしまう人がいる。明るくなって家族との話が弾むしよく眠れていいから、とこの人も理由付け飲酒している。純アルコール量で男性は1日40g以上、女性は20g以上で生活習慣病のリスクが高くなることが近年よく言われている。純アルコール40gは日本酒で言えば1合半、ビールだとロング缶1.5本位、女性の20gだとその半分になるから、すぐにオーバーしてしまう。その分、飲まない日を増やす必要がありそうだ。そして、寝酒の問題点はかなり前に書いている(477話)ので再掲しておこう。

 寝酒という言葉があるように、アルコールを飲むとよく眠れるので睡眠薬を飲むよりいい、と思っている方も少なくないだろう。ところが、アルコールは睡眠に悪さをするのである。アルコールを飲んで眠くなるのは、意識レベルに関与する脳幹部の網様賦活系を抑制するためである。一見、寝つきはよくなったように見えて、睡眠の質は悪くなっている。一部の睡眠薬でも似たような問題があるが、レム睡眠が抑制されて、「眠ったような気がしない」「疲れが取れない」という感じになりやすい。それにアルコール濃度が低下してくると中途覚醒してしまい、そこから眠りにくくなる。ウトウト眠っても、それまで抑制されていたレム睡眠が反動で出てきて、「悪夢を見る」「変な夢ばかり見て疲れる」ということになってしまう。また、人間の体温は日中上昇し夜間低下するリズムがあり、夜は眠りやすくなっているのだが、アルコールのカロリーは体温上昇に使われるので、睡眠リズムがおかしくなる一因となりうる。それに、休肝日なしに飲酒していたら、体の負担も出るので、特に朝は元気が出ない、ということになるはずである。

 睡眠の問題だけではない。飲酒している時は抑制が取れて元気になったような気がしてしまうのだが、その後に反動の落ち込みが出るし、翌日の体調を悪くするから、過度の飲酒はうつ状態の一因にもなるとも言える。適量に留めて連日飲まないのが一番である。

 

2025年5月 1日 (木)

神経質礼賛 2341.不眠の訴え

 病院勤務から2ヵ所のクリニック勤務に変わって1か月近く経過し、やっと新しい生活に慣れてきた。起床時刻は今まで5時前だったのが6時となり、少しゆとりができた。入院できる病院と異なり、クリニックでは患者さんの層も比較的軽症の方が多く、神経症圏の方を診ることが増えた。初診時の訴えとしては、不眠・イライラが多いのは同じである。そして、4月で年度替わりということもあってか、新しい部署でパワハラに遭って仕事を休んでいる、という訴えもある。

 スッキリ眠れない、何度も目が覚めてしまう、寝ても疲れが取れないことを気にしている人はよほど多いとみえて、TVショッピングやCMでは眠りをよくするサプリや快眠グッズをよく見かける。これらの商品のターゲットは中高年者である。加齢に従い、睡眠時間はだんだん短くなり、60歳位では6時間を切って来る。眠りも浅くなり、尿意を催してトイレに起きる回数もだんだん増える。その分、日中も食後にウトウトしやすくなるのが普通である。果たしてこれを「病気」として「薬物治療」する必要があるのだろうか。呼吸器系疾患・耳鼻科系疾患などの身体疾患が原因の不眠ならばまずその治療が優先される。精神病症状に伴う不眠であれば、その治療薬に加えて睡眠薬を使う必要性もあろうが、神経症性不眠の場合はこれまでも何度も書いてきたように、「眠れないと明日に支障がある」「眠れないと病気になってしまう」「早く呆けるのではないか」といったことを恐れる「不眠恐怖」と言った方がよい。特に日中の活動が少なくゴロゴロしてしまう人、長く昼寝をする人では、夜眠れないのは当たり前である。だから、森田正馬先生のように、その人の生活状況を聞いて、神経症性のものであれば「眠りは与えられただけ取る」・・・眠ろうとする努力をやめるという不問の姿勢が一番の「治療薬」になってくるのである。私もまずは生活状況を確認して一般的な睡眠衛生アドバイスを行い、睡眠薬投与は二の次にしている。

 

2025年4月27日 (日)

神経質礼賛 2340.ぺイハラ

 今月、女優のH末さんが交通事故を起こして搬送された病院で看護師さんを蹴ったり引っ搔いたりして逮捕された事件が話題になった。結局、示談が成立して釈放されたという。以来、医療関係サイトではペイシェント・ハラスメントを略したペイハラという言葉が頻用されるようになった。カスハラ(カスタマー・ハラスメント・・・客が店や店員さんに対して暴言・暴力をふるったり理不尽な要求をしたりすること)の医療版とでも言えようか。

 精神科で仕事をしていると、日常茶飯事の出来事ですっかり慣れっこになってしまっている。特に精神科救急の当直をしていると、警察や保健所が連れて来た患者さんが時に外来で大暴れして冷や汗ものだったし、蹴られたり叩かれたり「このハゲ爺!」「早く死ね!」などと罵声を浴びることもあった。外来診察室で突然患者さんに顔を殴られて眼鏡が壊れた経験もある。病院側でも患者さんの暴力への対応訓練はよく行っていた。一人二人で対応しないで、なるべく人を集めて対応し、冷静に相手の話を聞く、というのが原則であって、火に油を注ぐことのないようしなくてはいけない。しかし実際のところ夜間は男性職員を集めるのが困難であり難しいものがあった。

 認知症専門病棟では、患者さんの介助業務が多い看護職員がオムツ交換の際に叩かれたり手をつねられたりしやすい。また、男性認知症高齢者による女性職員へのセクハラもよくある。本人には自覚がないだけに対応が難しい。そうなると、薬で何とかしなくては、ということになるけれども、精神科薬を増やすと今度は転倒・骨折のリスクが高くなるので、いい塩梅の処方を心がける必要がある。そのためには普段から患者さんを良く観察し、看護スタッフからの情報を集めることが肝要である。

 

2025年4月24日 (木)

神経質礼賛 2339.藤原賢子(大弐三位)のリア充人生

 神経質人間で引っ込み思案のため、実生活ではあまり器用には生きられなかった紫式部(414話・1760話・2213~2215話)に比べて、その一人娘・藤原賢子(大弐三位999?-1082?)は要領よく人生を渡り歩いたと考えられている。生まれて間もなく父・藤原宣孝が亡くなり、母・紫式部は中宮藤原彰子のもとに出仕していた。おそらくは母が引退して代わりに賢子が出仕し、祖父・為時の官職にちなんで越後弁と呼ばれる。賢子は藤原頼宗、藤原定頼ら公卿たちと華やかに交際して浮名を流し、和泉式部の娘・小式部とは一時三角関係になったりもしている。その後、藤原道長の兄である藤原道兼の次男藤原兼隆と結婚し娘を産む。さらに親仁親王(のちの後冷泉天皇)の乳母となる。後に、高階成章と再婚し、娘を産んでいる。後冷泉天皇即位に伴い従三位に叙せられ、夫も太宰大弐に出世している。このため、藤三位・大弐三位と呼ばれるようになる。太宰大弐は大宰府の次官ではあるが、長官である太宰帥は親王の名誉職のことが多く、実質的には長官であり、実入りがよく、いわゆる受領では最高の地位だった。そして、夫から大切にされていたようである。80歳近くなっても歌合に参加し、歌人として名を残している。今風に言えばリア充人生だった。

   阿岐有任著『紫式部の一人娘』(文芸社文庫)をようやく読み終えた。平安朝の文学と生活に精通した作者とみえてなかなか読みごたえがあった。この書では賢子の他に3人の女性が登場する。紫式部の兄弟・惟規(のぶのり)の恋人・斎院中将は美人で歌の才能に恵まれていたが、惟規との恋は彼の急死により絶たれてしまう。藤原公任の娘は道長の次男・教通と13歳で結婚し次々と子を産むことを求められて体力を失い産褥死する様子が教通によって彼の打算的な心の内とともに語られる。刀伊の入寇をはねのけた「さがなもの(荒くれ者、手に負えない者)」藤原隆家の孫・元子女王は美貌と才気に溢れ、中宮のもとに宮仕えして帝を寝取ろうと画策するが、中宮が出産直後に急死して計画はついえて出家する。そうした女性たちを見聞きして、賢子はどう生きて行こうか悩み、受け身ではなく自分の力で道を切り開いていこうとする。紫式部の願いを受けた彰子の口利きで結婚した夫・道兼の言いなりにはならず、しっかり自己主張していく。そして、帝の乳母という立場を最大限に生かして時の関白・頼通にも掛け合って自分の手で幸福を掴んでいく。

   女性が生きにくい世の中で自己実現を果たしたのは実に見事である。しかし、その基盤を作ってくれたのは神経質な母・紫式部であり、母娘二代での業績とも言えるだろう。

 

2025年4月20日 (日)

神経質礼賛 2338.市場閉店

 昨日、何か果物でも買ってこようか、と散歩がてら市場へ出かけた。稀少となった昭和レトロな市場。店の外に果物と野菜が並ぶ。柑橘系は袋入りでたくさん入っていてB級品ながらよく見て買えばお得だ。店の人が「いかがですか」と声をかけてくる。建物に入ると魚や肉やそこで作られた惣菜が並んでいる・・・はずなのだが様子がおかしい。普段ならば所狭しと並んでいた果物や野菜が見当たらず、300円の台湾パイナップルが数個並んでいただけ。中に入るともうほとんど商品がない。「閉店のお知らせ」の張り紙に気が付いた。「突然ではございますが、諸般の事情により、当店は2025年4月19日をもちまして閉店する運びとなりました。永らく御愛顧いただき誠にありがとうございました。 太田町市場 店長」とある。売り尽くしセール最終日だったのだ。

 私の母はそこまで歩いて買物に行っていた。足が不自由になってからは、私が代わりに行ったものだ。カットしていない1個丸ごとのカボチャ、小豆、大根、サバの切り身、夏みかんをよく頼まれた。八百屋・肉屋・魚屋といった町の個人商店がだんだん消えていく中、今までよくもっていたなあと思う。買い物客は高齢者が中心だった。若い人たちは車で大型店に買いに行くから年々業績が悪化していたのだろう。今時のスーパーでは人減らしのためか声掛けする店員さんはいないし、レジも無人化されて、一言も話さずじまいである。対人恐怖の人にとっては買いやすいかもしれないが、一抹の寂しさを感じる。

 

2025年4月17日 (木)

神経質礼賛 2337.シルバーデー

 歳を取ることでちょっぴりトクをすることもある。美術館・映画館のシルバー割引がある。地元の県立や市立美術館の入館料割引は70歳以上となっていてまだ恩恵にはあずかっていないが、国立西洋美術館だと65歳以上は常設展無料だ。理髪店ではシルバー料金を設定しているところがある。髪の量が減って、掛かる手間が減るからだろうか。もっとも、サザエさんの磯野波平さんほどになったら散髪に行く頻度は減りそうな気がする。ファミリーレストランでも割引をしている店がある。よくあるのがスーパーなどのシルバーデーである。行きつけのスーパーではアクティブポイントデーと称する日があって、65歳以上の人はポイントが10倍付く。別のホームセンターでもアクティブシニアデーといってポイントが5倍、ドラックストアではシニアパスポートというカードを出すとポイントが3倍になる。どっちみち買う必要があるものならば、なるべくそうした日にまとめ買いしたいところだ。レジに並んでいると、ビール・酒類をまとめ買いしている人が目立つ。物価高の昨今、そういう高齢者が増えているようだ。面白いことにシルバーデーはどこも月の半ば過ぎ、15日~20日あたりに設定されている。これは偶数月の15日が年金支給日ということに関連しているのだろうか。

 ポイントが増えるからと言って財布の紐が緩み過ぎないように気を付ける必要がある。また、15日過ぎは振り込め詐欺が増えるとされていて、警察が警戒を呼び掛けている。こちらは有難くないシルバーデーである。自分は絶対に騙されない、と思っていても手口は巧妙化する一方である。自分ももしかすると騙されるかも知れないと思って用心するにこしたことはない。

 

2025年4月13日 (日)

神経質礼賛 2336.入社即退職

 4月に入って2週間。職場や学校で、新しい環境の中で仕事や勉強に取り組んでいる新人さんたちがいる。新しい生活習慣にまだ慣れない中、緊張の日々を過ごしておられるだろう。特に対人恐怖の傾向がある神経質人間にとっては大変だけれども、ドキドキハラハラしながらも粘っていれば何とかなっていくものである。自分ばかりがうまくいかない、と思い込む必要はない。誰もが慣れるまでには時間がかかるのだから。

 以前は5月の連休明けあたりから、仕事や学校に行きたくない・行けない、と休む人が出始め、五月病と呼ばれていた。それは年々、発症時期(?)が早まり、最近では入社早々、いきなり退職の話が出ることが増えているという。それに合わせて退職代行サービスが流行っているという。正社員の退職サポートは2~3万円位かかるとのことである。弁護士によるサポートだとさらに高額になるそうである。

 普段、外来患者さんたちの話を聞いていると、職場への不満は、人間関係や雰囲気が悪い、パワハラがある、休みたくても休めない、サービス残業・休日出勤を強いられる、給料が安い、といったあたりが多い。残念ながらどこの職場でもそうしたことは少なからずある。そして、同じ会社でも配属先によって環境に大きな差があることもある。だから、退職して新たな職場を見つけたとしても、やはり、「話が違う」ということにもなりかねない。安易に退職代行業者に依頼するのではなく、当分は周囲をよく観察して情報を集め、よい対処法を考えることだ。その上で、これではどうしようもない、という結論に達したのであれば、退職プランを考えて準備して、自分の口から上司に話をもっていくことである。これから先の人生、いろいろなトラブルに見舞われる。まずは自分の力で乗り越えて欲しい。

 

2025年4月10日 (木)

神経質礼賛 2335.プライム会員

 産婦人科クリニックで仕事の際には、ストレリチアの花などをあしらったお揃いの柄の半袖ポロシャツを着ることになっている。動いていれば問題ないのだろうが、じっと座りっぱなしだとちょっと寒い。スタッフの中にもカーディガンを羽織っている人を見かける。そこで、私もジャケット型の白衣を上に羽織ることにした。手っ取り早くアマゾンで見つけて注文。翌日には早速届き、昨日はそれを着て仕事することができた。

   問題はアマゾンのプライム会員というシステムだ。最近は商品に会員登録が紐付けられていて、気が付いたらいつの間にかプライム会員にされてしまっていた、ということが起きる。30日間は無料だけれども、それを過ぎると月600円または年5900円の会費を引き落とされてしまう。「プライムに登録いただきありがとうございます」というメールが送られてきて、しまった、やられた、である。一度ならず二度ほど解約処理をしたことがある。しかし、今では紐付けられた商品が増えて、会員にならずに必要な商品を買うことが難しくなっている。私は、こういう騙し討ち的な手法は大嫌いだけれども、そうも言っていられない。やむなく会費を承知でプライム会員を継続することにした。

 パソコンで使う便利な無料ソフトも有料版に切り替えを要求してくることがよくある。気を付けていないと、ソフトのアップデートの際に有料版を申し込んでしまいそうになることがある。全く油断も隙もあったものではない。神経質を働かせて用心するにこしたことはない。

 

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