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2006年2月19日 (日)

神経質礼賛 6.もったいない

 ノーベル平和賞受賞者でケニア環境副大臣のワンガリ・マータイさんが「もったいない」という日本語を賞賛し、話題になっている。

わが国は食料自給率が低く、エネルギーや資源も外国に依存しきっているが、一時の「省エネ」という言葉もいつの間にか下火になってしまっている。家電製品はリモコン化され、常に待機電力を消費する。道を走る乗用車もどんどん大型化し、3ナンバー車ばかりである。アフリカならともかく、どう考えても日本では必要のない大型RV車が狭い道をいばって走っている。しかし、今後、日本が生き残っていくためには、「もったいない」を実践していくことがどうしても必要なのは誰の目にも明らかであろう。そして日本ばかりでなく、世界全体で資源を有効利用していくことが、地球温暖化や環境汚染を防ぎ、人類が生き残っていくために必要なことである。

 森田正馬(もりたまさたけ)先生は、「物の性(しょう)を尽くす」ということを言われた。その物の持っている価値を最大限に高めなさい、ということである。実生活でも、顔を洗った水は捨てずに貯めておき、拭き掃除に使い、さらに庭に撒くのに使う。紙は大切に使い、チラシや手紙のウラに下書きをし、原稿はほとんど書き直さない。風呂の燃料も捨てられた木材を拾ってきて使う。飼っている鶏の餌は、青物市場で捨てられた野菜をもらってくる。といった具合で、捨てられてしまう物を最大限に活用し、今風に言えば、「エコライフ」を実践しておられた。先生自ら行動を通じて神経質の患者さんたちを教育しておられたのである。一見ドケチのようだが決してそうではなく、森田先生は、しばしば気前よく、郷里の小学校などに大金を寄付したり、医大に奨学基金を贈ったりしている。

 われわれも神経質を大いに生かして、限られた資源やエネルギーを最大限生かしていこうではないか。神経質が日本を救う、神経質が世界を救う、である。

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