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2006年2月24日 (金)

神経質礼賛 18.電車の中の神経質

 電車の中は、神経質人間にとっては概して苦手な空間である。特に神経症の症状に苦しんでいる方々の場合はなおさらである。パニック障害(不安神経症)では、「発作が起きたらどうしようか」と予期不安に苦しんでいるうちに、何となく息苦しくなり手からは冷汗が出てくる。対人恐怖では、向かいの席に座っている人の視線が気になり、自分の視線をどこにやったらよいか悩むことになる。過失恐怖では、混んだ電車の中で痴漢と間違えられないよう、少しでも女性から離れるよう、気をつける必要がある。そこまではいかなくても、けたたましく鳴るケータイの着メロ(着うた)・ヘッドホンステレオから漏れるシャカシャカ音・床の上を転がる捨てられた空き缶・衆人環視の中、平気で化粧する女性等、誰にとっても不快空間である。鉄道会社はマナー向上キャンペーンを行なっているが、なかなか効果があがらない。

 私も最近はメモリーオーディオを持ち歩くようになったが、イアホンはしっかり耳孔に押し込み、音量は中以下に設定し、音漏れしないよう、気をつけている。当然、ケータイも電源を切っている。しかし、誰が捨てたか判らない空き缶を拾ってホームのゴミ箱に捨てに行くことは、なかなかできない。また、人に注意するのも少々苦手である。ホームでの喫煙は注意することが多いが、一度、「この野郎!、いちいちうるせーんだよ!!」とからまれて困ったことがある。ささいな事で、殺人が起こる昨今、ヒヤリものである。

 世の中、迷惑垂れ流しの無神経人間が多すぎて困る。もう少し神経質人間が増えてほしいものである。

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