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2006年2月20日 (月)

神経質礼賛 12.TVアニメの神経質キャラ

 私が小さい頃は、「鉄腕アトム」「鉄人28号」「オバケのQ太郎」「パーマン」「おそ松くん」などのTVアニメをよく見ていた。女の子たちは「サリーちゃん」「ひみつのアッコちゃん」などを見ていたようである。学校でも級友たちが、登場人物のマネをして遊んだりして、夢中になったものである。これらのアニメの登場人物では元気で活発な男の子あるいは女の子が多く、神経質な性格を持った登場人物は思い当たらない。おおらかな社会情勢を反映していることもあったかもしれない。小学校6年の時に放映され、夢中になった「巨人の星」では主人公はどちらかというと内向的で負けず嫌いで完璧主義であり、神経質傾向を持っているように思う。親友の伴、ライバルの花形との性格対比が際立っていた。世の中は高度成長時代で、辛抱してがんばれの「スポーツ根性モノ」がはやっていた。

 さすがに中学以降はアニメを見ることも少なくなったが、数年前は自分の子供たちといっしょに「ドラえもん」「ちびまる子ちゃん」を見ていた。「ドラえもん」に関しては、次回述べる予定なので、ここでは「ちびまる子ちゃん」について述べる。

「ちびまる子ちゃん」のクラスメートは、どの子も、自分のクラスにもこういう子がいたなあ、と思うようなキャラクターばかりで面白い。作者さくらももこさんの実在のクラスメートをモデルにしているらしい。私のクラスでもスポーツマンでさっぱりした性格の「大野君」「杉山君」のような子もいたし、ガリ勉の学級委員「丸尾君」に近い子もいたし、「はまじ」みたいにひょうきんでふざけてばかりいる子もいた。意地の悪いいじめっ子みたいなのもいたし、いばるくせに、ちょっとしたことで大泣きする女の子もいた。さすがに「花輪君」みたいな大金持ちの息子はいなかったが。その中で、「山根君」は神経質の特徴をよくあらわしていると思う。彼は、父親の影響もあって、強い男の子(名前もツヨシ)になろうとするが、いざ本番になると胃腸が痛み出してしまうのである。症状が出ると、情けないと落ち込み、それを克服しようと努力を重ねるのだがまた胃腸が痛み出すのである。女の子ではまる子の親友「タマちゃん」が神経質のように思う。周囲への気配り上手だが、「こんなことを言っていいんだろうか」と悩む場面がよく見られる。神経質は「みにくいアヒルの子」のようなもので、いつか自分の良さに目覚めた時に大変身をとげる。神経質な「山根君」も「タマちゃん」も今では磨きがかかってすばらしい大人になっているだろうと私は思う。

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