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2006年3月25日 (土)

神経質礼賛 42.マイホームの業者

 5年ほど前、家を建てた。なけなしの貯金をはたいて、住宅密集地に「猫の額」ばかりの土地を買った。当然、3階建にせざるを得ない。いわゆるペンシルハウスである。となると、火災や地震対策として、鉄骨系住宅ということになり、中小の業者では技術力が心配なので、ハウスメーカー大手のHハウスとSハウスに大まかな間取りを見せて見積りをお願いした。私も欲張りで、1階は車庫にして来客者が駐車できるように2台横並びに入れるつもりだった。Hハウスの営業マンは、社内の一級建築士を連れてきて、車庫入口の中央にどうしても柱が必要だと言う。自社基準では震度7の地震を3回クリアできる設計にしているが、そのためには車が入れにくくてもそうするしかない、とのことだった。一方のSハウスの営業マンはとても頭の回転が速い優秀そうな人で、すぐに私の希望通りのプランを図面にして持ってきた。Hハウスには入口中央に柱が必要と言われた件を告げると、Sハウスならなくても大丈夫だという。見積価格はSハウスの方が若干高かったが、「まだまだ下げられますよ」という。Hハウスの営業マンはのんびりしたもので「ご都合のよい時にまたご連絡下さい」だが、Sハウスの営業マンは「どうでしょうか」と抜け目なく頻回に電話や直接訪問でせっついてくる。

 結局、Hハウスにお願いすることにした。もちろん、両社とも代表的な住宅メーカーであり、技術力にほとんど差はないであろうが、客の要望よりも安全設計を重視する姿勢に信頼できたからである。Hハウス若手の現場監督は建築業界のイメージにそぐわない神経質な人で細かなことも心配してくれて、こちらも筋金入りの神経質ゆえ、設計後の仕様変更がかなり出て、仕様書の厚さが通常の倍近くになったそうである。担当営業マンも実直な人で、建てた後の細かなクレームによく対応してくれて満足であった。

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