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2006年4月21日 (金)

神経質礼賛 58.サプリメント

 ビタミン剤の売れ行きが頭打ちなのに対し、売り上げを伸ばしているのがサプリメント(栄養補助食品、健康補助食品)であろう。ドラッグストア以外でも販売されるようになってきた。私が時々行くパソコンショップまで店頭にサプリメントのコーナーができていたので驚いた。

 体内にごくわずかに存在する亜鉛が欠乏すると、味覚障害をきたしたり、生殖能力の低下を招いたりすることは、御存知の方も多いだろう。しかし、これまた偏食しなければ必要量は摂れるものであり、強精剤のつもりで摂取するのはどうかと思う。むしろ摂りすぎて体内に蓄積した場合の害も考えられる。クロレラを飲んでいる人はよくいるが、クロレラはビタミンKを含むため、心血管系疾患で抗凝固剤ワーファリンを服用している人は薬の効果が減弱するので要注意である。逆に「血液サラサラ効果」をうたったニンニク・ショウガなどは、ワーファリンの作用を増強しすぎる危険性がある。

 サプリメントに比べると「薬」的色彩が強いハーブも人気がある。ハーブも漢方薬と同様、長い歴史の中でふるいにかけられ、経験的に薬効があるものが使われているわけである。精神科に関係があるものではセント・ジョーンズ・ワート(セイヨウオトギリソウ)がある。これは天然のSSRI(新型抗うつ薬:第20話参照)とも言われており、不安・抑うつ・不眠に効果を示すといわれているが、SSRIと同様に他の薬剤との相互作用があるため、普段から何らかの治療薬を飲んでいる人は、薬剤師さんに相談した上で使用した方がよい。

 神経質人間はこういったものにハマりやすい。実際に効果があるものもあるが、多くは必要ないものである。プラセボ(偽薬)効果といって、薬効がなくても「よく効く」と思い込むと効果があるものである。特に値段が高いとそう思い込みやすい。よほどお金があり余っていれば別だが、業者にムダな献金をする必要はない。

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