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2006年6月16日 (金)

神経質礼賛 75.イソップ物語と神経質(2)アリとキリギリス

 前回のウサギとカメの話に少々似た話がアリとキリギリスである。原典に近いと思われる岩波文庫の「イソップ寓話集」では「373 蝉(セミ)と蟻」あるいは「112 蟻とセンチコガネ」になっている。夏の暑い間、せっせと働いて食料を貯めこんでいるアリをキリギリス(セミ)はバカにして毎日楽しく歌って遊び暮らしていた。しかし、秋から冬になり、食べ物がなくなると、キリギリスは困ってアリに助けを求める。童話ではこの話の結末は一つではなく、そこで話が終わっているものと、かわいそうにとアリが食べ物をあげた、というものがある。大人向けではアリがキリギリスを襲って食べてしまった、というものもあるようである。アリがキリギリスを食べてしまったというのはいかにも実社会をリアルに反映しているのではあるまいか。キリギリスはサラ金に借金して遊び歩く人を連想させることだろう。

先の心配をせず楽観しすぎたキリギリスは前回のウサギと共通であり、力は乏しくてもコツコツ努力したアリは前回のカメと共通点がある。しかし、この話の結末は生きるか死ぬかでありウサギとカメの競争よりもはるかにシリアスである。

 小心者の神経質人間にとってキリギリス役は不向きである。先々の心配をしてせっせと準備するアリ役が適任である。しかし、神経質はキリギリスを食べてしまうほど冷酷で貪欲にはなれないものである。また、散々遊んでいたキリギリスに食べ物を与えるほどお人よしにもなれないものである。

 神経質人間の私は、地震などの災害時に備えて、ミネラルウォーターを用意している。毎年1箱2リットル6本入りを2-3箱買い足し、古いものから順に冷凍庫の製氷用に・あるいは水割り用として使用していくので、無駄にはならない。子供用のスポーツドリンクも箱で買っているので、いざという時には役に立つだろう。また、トイレットペーパーやティッシュペーパーも多目に蓄えている。災害時は食器を洗えないため、食器をラップで覆って使う方法が便利であるから、ラップも大量に買ってある。こうした備えが無駄になるよう、地震や災害が起こらないのが一番なのだが。

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