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2006年8月28日 (月)

神経質礼賛 99.ガス湯沸器事故

 大手ガス器具製造メーカーP社製の湯沸器で多数の死亡事故が起こっていたことが明るみに出て問題となっている。当初は修理の際に安全回路をカットするような不正改造が行われていたのが原因とされていたが、その後は主に北海道など寒冷地でハンダ割れによる機器そのものの不具合による事故もあることが明らかになってきた。しかも、長年にわたり、事故を隠蔽していたことも発覚した。

 ガスは便利であり燃料として使う場合コストも電気より安い反面、ガス器具の不完全燃焼で一家全滅の一酸化炭素中毒になったり、ガス漏れから爆発を起こして近隣を巻き込む大惨事となったりする危険性もある。どこのガス会社でも社員に徹底した安全教育が行われているが、今回のP社や一般の販売店ではどうだったのであろうか。新聞報道によれば、P社は同族経営の会社で、都合の悪い情報は上層部に届きにくく届いたとしても握り潰されていたという。とはいえ、人命にかかわることなのだから、現場レベルでできることはなかったのだろうか。修理の際、不正改造が行われていたことを知っていながら放置していた責任も重大である。多くの偽装問題と異なり、すぐに人の死に直結することである。メーカー側も、いくら新製品を宣伝して売上をあげても、ひとたびこのようなことになって信用を失墜させてしまえば取り返しのつかないことになる。事故の発生を恐れ、ユーザーの生命を心配する、神経質人間がいてほしかったとつくづく思う。

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