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2006年8月 7日 (月)

神経質礼賛 92.白癬(水虫・いんきん・たむし)について

 毎年、夏になると水虫に悩まされる人は少なくない。働く女性が増えて、人知れず水虫に悩んでいる女性も多いらしい。水虫の原因は白癬菌という真菌(カビ)の一種であり、これが陰部や体部にできると「いんきん」「たむし」と呼ばれる。また、爪が白癬菌に侵されると難治であり、外用薬だけでは治りにくく、内服治療が必要になってくる。TVや新聞のCMで暴れん坊将軍が爪白癬の患者さんを馬に乗せて病院に連れて行くシーンを見た方も多いであろう。若い方はご存知なかろうが、ザ・フォーク・クルセダーズのコミック・ソング「水虫の唄」という歌もあった。メンデルスゾーンの「春の歌」の旋律に乗せて「せつなくうずく水虫は君とぼくとの愛のしるし」と歌っていたが、水虫は生活をともにする人にうつってしまうのでやっかいである。また、寝ても起きても強烈な痒さで、かかった人でなければつらさはわからない。

 私は、今のところ水虫にはかかったことはないが、一度だけ「いんきんたむし」経験がある。最初の大学2年の夏、合宿制の体育の集中講義で10日間ほど、館山の大学寮に宿泊した。昼はハイキング、水泳、水球、ボート、ビーチバレーなどで過ごした。寮は海岸近くにあり、夜は窓を開け放して大勢の学生たちが大広間に布団を並べて寝ていた。クーラーはなくてもそれほど暑さは感じなかったがかなりジメジメしていたように思う。ところが、合宿から帰ってしばらくすると、股間周辺に発赤と強烈な痒みが出始めた。82話「男おいどん」の漫画に出てきた「いんきんたむし」であろうとすぐに察した。常備薬のオロナイン軟膏に「いんきん」「たむし」の効能が書いてあったので塗ってみたが、悪化する一方だった。小心者ゆえ、医者にかかろうという勇気もなく、今にして思えば馬鹿げていたがヨードチンキを塗って対応した。傷口にヨードチンキを塗ると痛みが激しいことはご存知であろうが、「いんきんたむし」にやられた股間にヨードチンキを塗ると飛び上がるような刺激であった。それに下着が着色してしまうという難点もあった。秋になると徐々に症状も収まり、幸いなことに以後は再発もなかった。

 白癬の治療はとにかく根気強く専用の薬を塗ることである。今では薬もずいぶん改良されたし、患部の状態に応じて、軟膏・クリーム・液剤を使い分けることもできる。大事なことは症状がよくなっても薬を塗り続けることである。白癬菌は簡単には死なない。痒みが止まって安心して薬をやめてしまうとまた再発の憂き目をみることになる。その点、神経質人間は、また悪くなったら大変だ、とせっせと薬を塗り続けるので、再発することは少ないようである。

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