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2006年8月16日 (水)

神経質礼賛 95.夏バテ

 私は汗かきで、どうも夏は弱い。朝7時前に家を出て、駅まで早足(倍速モード)で歩く。駅の階段を登りきってホームに着くと、汗が全身から吹き出し、すでに消耗している。仕事の帰りは駅からデパ地下を経由して地上に出ると、また灼熱世界が待っている。ビルや車から出るエアコンの排熱と道路からの熱気を浴びながら家にたどり着くともうバテバテである。

 おっと、ここで気を緩めてはいけない、家に帰ってもやるべきことはある。森田先生は次のように言っておられる。

 夏は暑さのために身体は弛緩し、そればかりでも疲労を感ずる。「夏まけ」といって特に神経質のものは、多く暑さのために身体の衰弱するものがある。それは暑さのためにヘコタレて、徒(いたずら)に苦痛を回避し、身体を惰弱にするために起こる事が多い。

                   (白揚社:森田正馬全集第5巻、p.603

 さらに、洞山禅師の禅問答から「寒の時は自分を寒殺し熱の時は自分を熱殺せよ」という言葉を引用され、寒さや暑さはどうにもならない事実であり、そのまま苦痛を忍受していれば、心の葛藤がなくなり、心は周囲の状況に反応して適応するようになり、暑さも疲労も自覚しないようになる、と述べておられる。

 暑いからといって、ゴロゴロ横になったり冷たい飲物ばかり飲んだりしていると、本格的に夏バテになってしまう。私は「暑さも疲労も自覚しない」という境地にはほど遠いが、とりあえず何とか動いてはいる。

 それにしても都市部の暑さはハンパではない。街の電光掲示に表示される気温や家の温度計に表示される気温は気象台発表よりも3-5℃高めである。やはりエアコンの排熱とコンクリートやアスファルトの地面が主な原因であろう。私が子供の頃、夏休みの宿題で毎日の気温を書かされた記憶があるが、せいぜい最高でも31℃くらいだったように思う。最近のように35℃や36℃が当たり前というのはどこかおかしい。打ち水を一斉に行うという試みもあるようだが、時々、「ノーエアコンデー」というのをやってみたらどうだろうか。一斉にエアコンを止めれば、市街地の気温は2-3℃下がりそうな気がする。強力な省エネになり、一石二鳥である。

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