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2006年9月18日 (月)

神経質礼賛 106.城島選手のこと

 アメリカ大リーグに渡った日本人初の捕手である城島選手はなかなかの活躍ぶりである。マリナーズでイチロー選手とともにプレーしている。二人の活躍にもかかわらず、残念ながらチームの成績は今一つであり、TVのニュースでも「しかしチームは敗れました」というオマケがつくことが多い。捕手というポジションはTV画面では目立たないが、監督に準ずるような極めて重要なポジションである。単に打撃と守備だけやっている野手とは異なり、相手チームの打者の特徴を分析し、配球を考え、野手の守備位置を指示する、といった司令塔の役割が要求される。時には主審との駆け引きもある。言葉の壁のある日本人が捕手としてここまでやれる、というのは驚きである。そして、昔気質のスポーツマンという感じでとても好感が持てる。

 そんな城島選手だが、意外と神経質なようである。平成18年8月23日付け読売新聞の「JOH イン シアトル」というコラムで、「焼酎片手にクヨクヨ」と題して、「僕はクヨクヨするタイプなんで、家やホテルに帰って『あの球打っとけばよかった』とか『あのボール投げさせとけばよかった』とか、けっこうウジウジしてるんですよ」と語っている。そして芋焼酎を飲みながら、その日のプレーを反省するのだそうである。イメージトレーニングで常にプラス思考・惨敗しても自分のいいところばかりアピールする自己愛的な若手スポーツマンとは対照的である。しかし、一人での反省会は夜12時には打ち切るのだそうで、クヨクヨ・ウジウジを出し切った次の日は心機一転、全力プレーで取り組み、よい結果を出している。マイナス思考も悪くはない。要は使いようである。マイナスのマイナスはプラスなのだ。

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