フォト
無料ブログはココログ

« 神経質礼賛 116.再チャレンジ | トップページ | 神経質礼賛 118.母の再チャレンジ »

2006年10月23日 (月)

神経質礼賛 117.伊能忠敬のこと

 小学生の時、伝記を読んで感動したのは、二宮尊徳でも野口英世でもなく、伊能忠敬(1745-1818)である。人生二毛作。真の「再チャレンジ」とは彼のことではないだろうか。失敗しても再チャレンジはそれでいいが、成功してさらに別の方面に再チャレンジはなおよいではないか。彼は酒造家の養子として家業を繁栄させ、飢饉の時には困った人々を助けて村のためにも尽くした。家督を息子に譲り、江戸に出て、暦学者の高橋至時に弟子入りして勉強を始めたのは50歳の時である。平均寿命から考えれば当時の50歳は今の60歳から65歳位に相当するはずである。そして1800年から17年かけて全国を測量して歩き、日本地図を完成させた。全測量距離は4万kmというから、ちょうど地球一周分にあたる。この地図はそれから100年にわたって使用された。1800年当時の技術からすれば驚くべき精度である。この情熱と行動力にはただただ驚嘆するばかりである。

 近々、いわゆる団塊の世代の人々が定年退職を迎える。そうした人たちをターゲットにした投資信託のCMが盛んに流れている。退職金をうまく運用して悠々自適の生活というのも結構だが、エネルギッシュな世代の人々であるから、人生二毛作いや三毛作という人たちが出てくれることを期待している。

 なお、神経質な人は暇になるとよろしくない。ここが具合悪い・あそこが具合悪い、と悪いところ探しを始めてしまう。エネルギーの空回りである。ミニミニチャレンジでよいから前向きに行動していくことが大切だと思う。

« 神経質礼賛 116.再チャレンジ | トップページ | 神経質礼賛 118.母の再チャレンジ »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 神経質礼賛 116.再チャレンジ | トップページ | 神経質礼賛 118.母の再チャレンジ »

最近のトラックバック

2018年11月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30