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2007年1月21日 (日)

神経質礼賛 147.納豆の効果?

 先日、たまたまスーパーへ買物に行ったところ、ショーケースの一部がカラッポになっていた。納豆売場である。どうしてだろうと不思議に思ったが、これはTV番組「発掘!あるある大事典Ⅱ」で「納豆がダイエットに効果がある」と流したためだと後からニュースで知った。世の女性たちが納豆の買占めに走ったのだろう。米騒動ならぬ納豆騒動である。メーカーは生産が追いつかず、うれしい悲鳴をあげているそうである。納豆は以前から健康食としてたびたびブームとなってきたが、今回ほど大騒動となることはなかった。

 TV番組の影響は絶大である。ことに「ダイエット」の話題には敏感な女性が多いようである。しかし、この種の健康ネタは、科学的根拠がまだ不十分なものも多い。「あるある大事典」だけではなく、NHKの「ためしてガッテン」でも数名を対象とした「実験」だけで結論を出すようなことがよくあり、話題としては面白くても科学的にはなっていない、ということがあり、「ためさず早合点」ではないかと思う時がある。番組につられてすぐに飛びつくのはどうかと思う。このあたり、神経質人間は慎重である。あわてて納豆を大量に買い込んだ神経質人間はあまりいないであろう。

 心血管系疾患のためワーファリンという抗血栓薬を服用している人が納豆を摂取すると、薬の作用が減弱するという問題があるものの、普通の人が毎日納豆を2パック食べたところで害はないし、安価に良質の植物性タンパク質が取れるので悪いことではなさそうである。ただ「ダイエット効果」はハテナである。いわゆる「プラセボ(偽薬)効果」でスタイルが良くなったと思う人は出るだろうが。

昨日、またスーパーに寄った際に納豆売場を見たら、ほとんどカラッポで、極めて高価な「黒豆納豆」が数個あるだけであった。普通の納豆が手に入らなくなったので、我が家では納豆好きの妻はガッカリしているが納豆嫌いの子供たちは喜んでいる。この騒ぎがいつまで続くか、見ものである。

と書いたところで、「あるある大事典」のダイエット効果はデータの捏造だった、というニュースが飛び込んできた。「なんちゃって大事典」のガセネタであった。

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