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2007年3月30日 (金)

神経質礼賛 170.智者は常に自分を愚者と思へり

 先日、「○○研創立15周年記念」というメールが送られてきた。○○さんは最初の大学の時の同級生であり、卒論でも同じ研究室にいた人である。彼は母校の理工学部教授となり、新聞社からもニュースに関するコメントを求められる存在となっている。同期の出世頭である。

 学生時代、彼の口癖は「俺はバカだから」であった。そう言いながら、いつもまじめにコツコツ勉強していた。全国のいわゆる有名高校出身で東大・京大を落ちて流れ込んできた人間が多い中、彼はそういう学校出身ではないことにちょっとひけめを感じていたのかもしれない。しかし、本来は非常に優秀な人であって、まじめで謙虚な性格であり、その上に絶え間なく努力を続けたのだから、現在の立場は当然のことである。

 森田正馬先生は「智者は常に自分を愚者と思へり」と色紙に書かれている。智者とは単に知識があるだけでなく、物事の道理をわきまえた人をいう。神経質人間は劣等感を持ちやすく、人と比べて劣るところを探すのが上手である。しかし、これは悪いことではない。これではまだまだダメだ、と根気強く努力を重ねて大きく成長することもできるのである。

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