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2007年3月19日 (月)

神経質礼賛 166.神経質力(2)

 会社の経営者やトップビジネスマンには意外と神経質な人も珍しくない。日本企業の代表的な経営者であった松下幸之助さんは神経質を生かして一代で成功をおさめた人だったと考えられる。また、岡本常男さんの例は37話ですでに述べた通りである。

平成19年3月6日付の読売新聞夕刊「追悼抄」に今年96歳で亡くなられた安藤百福さんのことが載っていた。安藤さんはチキンラーメンやカップヌードルで世界的な企業となった日清食品の創業者である。毎日のように自社製品を試食し、急死されるまで現役で働き続けたのは御存知の方も多いと思う。かつては自宅の小屋でインスタントラーメン開発の研究をしていた。NHKの朝のTVドラマ「てるてる家族」で登場したラーメン博士は安藤さんがモデルだそうである。台湾出身の安藤さんは、戦時中に憲兵の拷問を受けたり、戦後、信用組合の理事長を頼まれたところ倒産したり、と何度も苦境を乗り越えてきた人である。現社長である次男の話として「寝ても覚めても仕事の話ばかり。99%は心配で、喜びはわずか1%だけ」だったという。安藤さんも心配性の神経質人間だったわけである。神経質人間は逆境に強いし粘り強い。成功してもまだ心配で「勝って兜の緒を締めよ」でさらに努力を重ねる。チキンラーメンやカップヌードルは神経質力から生まれたものだったのである。

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