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2007年6月22日 (金)

神経質礼賛 198.大豆のピンチ

 スーパーで子供用のジュースを買おうと思って見ると、500ml入りの100%オレンジジュースがいつの間にか20円ほど値上がりしていた。この原因はアメリカ政府がバイオエタノール燃料を奨励するようになって、トウモロコシの需要が急増して、オレンジや大豆などを作っていた農家がトウモロコシに切り替えたためらしい。TVの報道番組では、アメリカの食品会社がトウモロコシを買占めて古い炭鉱に貯め込んで、さらなる値上がりを待っている実態を紹介していた。

ここにきて、トウモロコシを原材料としている植物油やマーガリンやマヨネーズなどに値上げの動きが出始めている。オレンジジュースは生活への影響は少ないが、トウモロコシは意外に影響が大きい。

 

さらに困っているのは豆腐・納豆業界のようである。大豆も大部分はアメリカ・中国からの輸入に頼っているため、価格が激しく高騰し、大幅値上げをしなければ商売がやっていけない状態だという。一部の業者は高級豆腐の開発に力を入れてしのごうとしているようだが、どこの家庭でもそうそう300円や400円もする高価な豆腐を食べるわけにもいかないだろう。油揚げが大好物の私にも影響が出そうである。ビールの友の枝豆も高騰しそうである。さらには味噌・醤油にも影響が出てきそうで、このままでは和食全般がひどいことになりそうだ。日本の食生活に大打撃である。残念ながらすぐにできる対策はない。地道に国内での大豆生産を増やすしかないだろう。最近の農業分野では、発光ダイオードを使った屋内での栽培法が研究されている。畑でなく、工場内で大豆を生産できるようになれば、輸送コスト・エネルギーもかからず、収穫→即加工となって効率も良い。何とかこのピンチをしのいで大豆を輸入に頼らない体制を確立して欲しいものだ。

 アメリカ政府のやることは常に目先の自国の利益・政治献金する業界の利益しか考えていない(イラク戦争をはじめ数多くの戦争・軍事介入を見れば明らかだが)ので、こういうことも起こる。驕れるものは久しからず。いかに強大な国家もローマ帝国のようにいつかは滅びる。これから100年、200年先まで栄えていたければ、少しは神経質を勉強して見習った方がよい。

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