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2007年6月15日 (金)

神経質礼賛 196.年金データ問題

 国民年金や厚生年金のデータをコンピュータ化する際の不手際で、5000万件分ものデータが誰のものかわからない、というとんでもないことが起こっている。ということは、多くの人々の年金の掛け金が未納扱いにされてしまっているのである。このままでは掛け金を払っていたのに年金がもらえなかったり減額されたりしてしまうことが起こりうる。ただでさえ少子化やらバブル期の年金財源無駄遣いやらで、年金は「国営ネズミ講」に近い状態と化しているのが、これでは「振り込め詐欺」・「ぼったくり」も同然である。各地の社会保険事務所には自分の年金データを確認しようという人々が押しかけ、問い合わせの電話もパンク状態である。世論の批判が強く、マスコミの目もあるので、今までのんびりしていたお役人様たちも対応に大慌てある。長年にわたりこのような不備を放置し続けたお役人様方の鈍感力にはただただ呆れるばかりであり、「神経質が足りない!!」と5000万回叱りつける元気も沸かない。

 TVの報道番組では単純なコード番号の打ち間違いによるデータ入力ミスの例を出していた。こういった重要データをコンピュータ化する際は、複数のオペレータが同じデータを打って照合し、さらに原データと照合するのは常識だが、手抜き作業だったのではないだろうか。転職した人のデータを「名寄せ」せずに別のコードをつけてしまったケースも少なくないらしい。新聞では、漢字の読みがわからない人はいいかげんな読みを入力していた、という実態が匿名職員の談話として載っていた。それ以外に、会社に採用となった際、求人条件の年齢制限に合わせて年齢を偽っていたために別人データとなってしまったようなケースもあるらしい。それにしても、銀行だって預金通帳があり、中には定期的に預金一覧を送付してくれる銀行もあるのに、年金手帳は最初に作った時や転職した時に記載するだけで、支払い状況が全く記載されないのはおかしな話である。コンピュータ化したからには銀行の通帳記帳のように端末機に入れれば支払い状況や現時点のルールでの年金支給額予定がわかるようにするのが当然であろう。

 そういえば、今年度は社会保険事務所の職員のメンタルヘルス相談を委嘱されていたのだった。この騒動で具合が悪くなった職員からの相談が急増しそうである。

正直言って、職員のメンタルヘルス相談より、私自身の年金がどうなっているか調べたいところである。神経質ゆえ、会社員時代を含めて過去の全ての給与明細は保管しているので、年金掛金給与天引きの証拠になるとは思うが。この騒動が収まってから確認に行く予定である。

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コメント

先生、こんばんは。

 やはり先生は神経質の鑑です!給与明細をすべて取ってあるというのはすごい。というのは、私は年金事務所(旧社会保険事務所)の職員ではありませんが、協力関係にあり、まさにその記録便窓口に就いていたことがあります。相談者のご言い分を色々とお伺いするわけですが、ご主張を裏付ける給与明細があったら早く、より簡単に調査できるのになぁ、と思うことがよくありました。極々々まれに明細をすべてお持ちになる方もいらして、もう感動です。私は、特にお若い方には、「こんな薄い給与明細を12か月分とボーナス2回分取って置いたからって、全然嵩張らないでしょう。思わぬところで役に立つこともあるので、バインダーに綴じておきましょう」とお勧めしていました。

 それにしても、その事務所の職員さん、先生に相談できる機会があったのはうらやましいです!年金の法律って、人間業ではないくらい複雑なんですよ。そして、あの窓口の端末の操作は慣れるまでとても大変です。また、お客様はなかなか厳しい方もいらっしゃるし。最前線の職員は疲れていました。私も過失恐怖に苦労しましたし。そんな私たちに森田療法は超有効です。

 良い日曜日をお過ごし下さい。

anxiety様

 コメントいただきありがとうございます。

 今でも30数年分の給与明細は一枚残らずすべて保管しています。確かにそれほど場所を取るものではありませんが、なかなか捨てられない困った性分かもしれません(笑)。領収書の類も3年位は取っておいています。

 一度、短期間、他の病院への出向を命じられて、戻ってきた後で、市役所から「1ヶ月分、空白の期間があるからその分の国民年金保険料を払うように」と電話がかかってきたことがありました。こちらは、給与明細にちゃんとその月の厚生年金の引き落としが記載されている旨告げて、いろいろすったもんだありましたけれど、言い分が通ったという経験があります。その時には給与明細を取っておいてよかったなあ、と思ったものです。やっぱり神経質は役に立ちます。

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