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2007年6月25日 (月)

神経質礼賛 199.魚は贅沢品に

 マグロの漁獲量制限、ロシアが生カニの輸出を規制、といったニュースが次々と入ってくる。今度はヨーロッパがウナギの稚魚の保護を打ち出し、中国でのウナギ養殖に影響が出るものと考えられている。養殖には3年位かかるので、いずれ日本でのウナギ蒲焼が高騰しそうである。遠洋の高級魚ばかりではなく、近海のアジ・イワシ・サンマ・サバといった日常の食卓にのぼる大衆魚までが中国・韓国との競合で漁獲量が減少している。前回述べた大豆の高騰で植物性タンパク摂取源に影響が出るのに加えて、日本人にとって良質な動物性タンパク摂取源の魚も口に入りにくくなってきそうである。これまた和食は大打撃である。

 何か対応策はないのだろうか。釣りマニアが川に放流して鮎や山女などの在来種を絶滅させて問題になった、ブラックバスなどの外来種を食用にしてしまうのはどうであろうか。塩焼きではおいしくないかもしれないが、フライなど調理法を工夫すれば何とか食べられそうである。生命力が強いので、養殖して、釣堀用と兼用でいけるのではないだろうか。また、魚を開いた際に捨ててしまっている内臓も調理法を工夫して、骨以外は残さず食べるようにすればよいだろう。漁師町ではマグロやカツオの心臓や眼球までも珍味として食べている。捨ててしまってはもったいない。命をいただく以上、神経質を生かして、あますところなく食べるのが礼儀というものである。

 魚ではないが、鯨もそろそろ食用として見直したらどうだろうか。私の世代では、学校給食で最高のご馳走は鯨の竜田揚げやステーキだった。昔は鯨が浜に打ち上げられたら、海の神様からの贈り物として有難く食べさせていただいたのだろうが、今では何とか命を救おうと手を尽くして大半は死んでしまい処理に大変なコストがかかる。助けようとした漁民が命を落とすという事故まであった。いき過ぎた動物愛護には疑問を感じる。

 魚介類を安定的に得るには、農作物以上の難しさがある。日本人の生命線を守るために、海洋研究、養殖法の開発などに力を入れるべきである。

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