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2007年10月 8日 (月)

神経質礼賛 233.脳内メーカー

 「脳内メーカー」なるネット上の姓名判断が話題になっている。今年の6月16日に公開され、10月にはアクセス数が延べ5億件を突破したという。子供たちの間ではすでに夏休み前くらいには広がっていたが、気にも留めなかった。10月6日付毎日新聞夕刊の1面「知りたい!」というコラムで取り上げられていたので興味を引いた。氏名を入力すると、脳の断面図のイラストが現れ、その中に「悩」「金」「愛」「善」「悪」「秘」というような漢字が表示されるのである。そして、何度やっても同じ結果が出るのである。開発者によれば、多くの人が考えていそうな40種類の漢字(例外は「H」)が使われているのだそうである。

さっそく検索サイトで探してそのページを開き、自分の姓名を入力してみると・・・ありゃりゃ、脳内が全部「H」という文字で埋め尽くされていた。私の脳は「生の欲望」ならぬ「性の欲望」のかたまりということではないか。一生これでは困ったものである。ただでさえ「李下に冠を正さず」というように気にしやすい性分なので、どこかの教授のように「ミラーマン」になりはしないか、出来心でワイセツ行為をしないだろうかと心配してしまうではないか。まあ、神経質に心配しているうちは、そのようなことは起こさないので大丈夫ではある。

どうしてこれだけ人気となっているのだろうか。どんな人でも関心のある漢字を使った「診断」なので、必ず当たっている部分があるから納得しやすいのだろう。アクセス数から考えると一人で何十回、何百回と利用している人が多いことになる。自分だけでなく、家族・友人・職場の人などの「診断」をしているのだろう。人と人との会話によるコミュニケーションが希薄になり、相手が見えにくくなっている現代の要求にマッチしたのだとも考えられる。

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