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2008年1月11日 (金)

神経質礼賛 264.酸欠事故

 新年早々、次から次へと事件や事故のニュースが新聞紙面を埋めている。先日、北九州の地下工事現場で送水管工事にあたっていた作業員3人が酸欠・一酸化炭素中毒で亡くなる、という事故が起こった。その後の調べでは、酸素濃度のチェックを怠り、送風機はあったものの使用しておらず、さらにはガソリン式の発電機を使っていたことがわかり、酸欠および発電機の不完全燃焼による一酸化炭素中毒が死因とみられている。

酸欠事故はしばしば起こる。坑道や古井戸などの地下ばかりでなく、サイロ内の食料が発酵して農家の人が酸欠になったり古い冷蔵庫の中に隠れた子供が出られなくなって酸欠になったりすることもある。時に救助に駆けつけた消防署員や救急隊員が犠牲になることもある。

 仕事の管理がずさんだったことは確かである。しかし、酸欠になったら死ぬことは小学校高学年以上であれば誰でも知っている。また、換気の良い所でなければ発電機の使用が危険であることはわかるはずである。もし誰か一人でも神経質な人がいて「心配だから送風機を回そう」とか「発電機は危ないからやめよう」と思っていたら、このような惨事は防げたはずであり、無駄に命を落とすことはなかったのに、と思う。「鈍感力」では命がいくつあっても足りないだろう。神経質かそうでないかが生死を分けることもあるものだ。

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コメント

あけましておめでとうございます。今年も先生のブログを楽しみにしています!最近は特に「鈍感力」が誤った意味で尊重されているような気がします。言葉の独り歩きといいますか。先生にはこれからもぜひ神経質の生かし方とそのつきあい方について語っていただきたいです。今年もよろしくお願いします。

 コメントいただきありがとうございます。御指摘の通りで、まさに「鈍感力」が大手を振って歩いている昨今の状況には危ういものを感じます。神経質人間は神経質のままでよいのです。また、お気づきの点がありましたら、お教え下さい。

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