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2008年3月24日 (月)

神経質礼賛 288.大隈五訓

 最初に卒業した大学から創立記念事業の寄付要請の郵便が毎月のように送られてきた。予定の金額になかなか到達しないらしい。今年3月末までというタイムリミットに間に合わせて私も一口寄付をした。送られてきた礼状には「大隈五訓」と書かれたしおりが入っていた。

一、怒るな

ニ、愚痴をこぼすな

三、過去を頼るな

四、望を将来に置け

五、人のために善を為せ

とある。二は森田療法で患者さんの日記指導でもよく書くことである。三も「今ここで」を重視する森田療法の考え方に合致する。五も注意が自分ばかりに向いている神経症患者には「人が便利なように行動しなさい」と指導しているのでこれも共通している。四は楽天的でスケールの大きな大隈重信らしい訓示である。それにしても、それらを飛び越えて、まず第一に「怒るな」で始まるのは興味深い。

 大隈重信自身は、ほとんど怒ることがなかったという。大隈は怒りを静める秘訣を人から問われて、「癪にさわることがあると大好きな風呂に入り糠の入った袋で身体を摩擦すると癇癪が自然に和らぐ、それでも静まらなければ酒を一杯飲む、それでもいけない時には寝る」と答えたそうである。(早稲田大学ホームページより)

 すでに247話で怒りの解消法について述べているが、怒りをぶつけるのは怒りの解消法にならない。森田先生の「感情の法則」の通りで、とりあえずはガマンし、他の仕事をしているうちに怒りは自然と消退してくるものである。短気は損気。怒りは上手に解消したいものである。

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