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2008年8月25日 (月)

神経質礼賛 339.ズッコケ中年三人組

 子供が小学生の頃、ズッコケ三人組シリーズ(ポプラ社:那須正幹著)をよく読んでいて、子供の本棚にはほぼ全巻揃っている。TVドラマも放映されて一緒に見たので、自然とストーリーを知るところとなった。「ハカセ」「ハチベエ」「モーちゃん」3人組の冒険小説でなかなか楽しい。

 最近、その番外編で「ズッコケ中年三人組」という本が出ている。本編はいつまでも小学校6年生だが、こちらは、40歳、41歳、42歳と年をとっていく設定で書かれている。いずれは50歳の「ズッコケ熟年三人組」も書くプランがあるという。そうか、私も「熟年」と呼ばれる年代なのか・・・。

最新刊は「age42」で、「怪盗X」などの怪しげな人物は出てこないし、冒険話もない。どこでもありそうな話である。コンビニを経営する「ハチベエ」の高校生の息子が不登校となるが、いろいろな事が起こり、最終的には小学校の時の先輩のおかげで将来の希望がみつかり登校するようになる。校則で徹底管理しようとする教師と「ハチベエ」の対決も面白い。そんなところから親子の信頼関係も改善する。カーテン屋で働く「モーちゃん」は中学生の娘が学校で陰湿ないじめにあい、別の中学で教師をしている「ハカセ」に助けを求める。「ハカセ」の先輩であるベテラン女性教師がその中学で美術を教えていて、集団絵画療法のような方法でいじめを解決するばかりでなく、いじめていた生徒たちの悩みも解決する。こんなにうまくいくことは実際にはなかなかないかもしれないが、いじめ問題はいじめる側・いじめられる側、双方の心に入り込まないと解決は難しいだろう。

話の中でベテラン女性教師の発言が印象に残った。いじめに対する態度は、(要約すると)①徹底的に戦う、②不登校・転校などで回避する、③無視する、の3通りしかない、というものだ。もっともいじめの程度といじめられる側のパワーのバランスでおのずと決まってしまうだろう。徹底的に戦う位のパワーがあれば、いじめる側も他のターゲットを探すだろう。無視する、というのはいじめが軽度で、いじめられる側にある程度ゆとりがある場合である。いじめの程度が重大ならば②を選ばざるを得なくなる。

「いじめ」を仕事上のストレス・人間関係のストレスに置き換えると同じようなことが言えそうである。ストレスがあまりにも強いとなれば給与などの条件が悪くてもストレスの少ない仕事への転職を考えるという選択肢もあるだろうが、多くの場合はそこまでする必要はないし、大人である以上どこへ行ったところで多かれ少なかれストレスからは逃げられないのである。私も含めて小心で完璧主義で心配性の神経質人間はストレスを強く感じやすいものである。だが、最悪の場合を心配しているので、それ以上に事態が悪化することはない。たいてい何とかなるものである。

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