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2008年12月17日 (水)

神経質礼賛 376.ゴミ屋敷

 勤務先の病院がある市内で有名な「ゴミ屋敷」がある。老姉妹が住んでいて、姉がガラクタやゴミを拾い集めてきて家の周囲に高々と積み上げているのである。電気・ガス・水道は止められている。家自体も一部が壊れ、倒壊する恐れもある。近隣住民からの苦情で市も対応を迫られていたが、ついに昨日、総勢50名ほどで立入調査が行われた。妹の姿が1年以上目撃されておらず、最近は姉が家の前の路上で寝ており、安否を確認するとともに食事が与えられていないなどの虐待がないかどうかを調べるためだった。この様子は民放TVのニュースで何度も放映され、全国版でも流れていた。積み上げられたゴミの一部を撤去して通路を作り、ゴミの山の中から妹さんを捜索した。搬出したゴミの一部だけで2トントラック2台分という。幸い、妹さんは生存しており、1日おきにパンを与えられていたという。市側としては、妹さんを施設に入れるよう説得したがダメであり、姉の精神障害も疑われたが強制的に治療を受けさせるレベルではないということで、結局は現状のまま、ということになった。確かに法的にはこれ以上どうしようもないのかもしれないが、何とか方法はないのだろうか。近隣住民にとっては悪臭・害虫・景観の被害が現実にあるのだし、地震や火事などの災害時に大変危険である。

 私の家の並びにもゴミ屋敷があって、野良猫の根城になっていて、そのウンチ被害に悩まされたことは以前にも書いた(125181話)。その後、この家は取り壊されて瀟洒な3階建ての建売住宅となり、今では新しい家族が住んでいる。しかし、増えてしまった野良猫は相変わらず悪さをしている。時々、近所の人から「オタクのそれ(どんとキャットという猫除け)は効果ありますか?」と聞かれる。我が家の周囲に隙間なく「どんとキャット」を敷き詰めてからというものウンチ被害はない。

 ガラクタやゴミを拾い集めてくる、というのは妄想に基づく行動である可能性が高い。その点、神経質の場合、室内は散らかしてはいても外観は気にするものである。一人暮らししている私の母も、家の中は「もったいない」と言って捨てられない古着や雑誌などで足の踏み場もないのだが、草取りはしっかりしていて、廃墟には見えない。放火されたら心配だと言って、燃えるものはあまり外に出ていない。神経質の住人ならばゴミ屋敷にはならないものである。

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