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2009年2月13日 (金)

神経質礼賛 395.二月は逃げる

 よく「一月は行く、二月は逃げる、三月は去る」と言われる。「行く」ではなく「往(い)ぬ」、あるいは「居ぬ」があてられることもある。これはいつ頃から誰が言い出したのかはわからないが、うまい言葉だと思う。特に二月は平年では28日しかないので、すぐに過ぎてしまう。月の売り上げノルマを抱えた営業マン諸氏にとっては大変な月だろうと思う。

 どうして二月だけが28日しかないのか、と素朴な疑問を感じて調べてみた。もともとローマの暦は農耕に役立てるためのものだったから、現在の3月から始まっていて、1月・2月には名称がなかったそうだ。2ヶ月のズレの名残が10月のOctoberである。Octoは8を意味する。例えばオクターブは音楽で8度のことだ。オクトパスは8本足の蛸である。元は8番目の月ということだった。ローマの独裁者ジュリアス・シーザー(ユリウス・カエサル)が月の日数を31日と30日の交互とし、最後の2月で平年29日、うるう年30日に調整することに決めた。さらに、3月からでなく1月からスタートするように変更した。なお、7月生まれのシーザーは自分の名前を月の名としたため、Julyという名称になった。その後、初代ローマ皇帝アウグストゥスも自分の名を誕生日のある8月につけてAugustとしたが、30日では面白くない、ということで31日にしてしまい、その後の月の日数をずらしてしまった。そのしわ寄せで2月の日数をさらに1日減らす必要が生じ、平年28日・うるう年29日となったということだ。

 実際、一月、二月、三月は何かと行事が多く、あわただしい。会社も学校も4月が年度始めであるから、年度末には仕事が増える。しかし、案外、忙しい方が時間を無駄にしないように意識するためか、かえって仕事もはかどり趣味などもできたりするものだ。森田正馬先生は次のように言っておられる。

 能率の事で一番大切な事は、「忙しいほど仕事がよくできる」という事です。和歌・俳句のようなものでさえも、「暇になったら上等のものを沢山につくってやろう」と考えるのは、大きな思い違いです。実際にそうなってみれば、実は気が抜けて、ちっともできない。よい思いつきや思想などもみなその通りである。 (白揚社:森田正馬全集 第5巻p.759

 神経質人間はヒマにしていてはもったいない。自分の周囲を見渡せば、いくらでもやることは見つかる。神経質を生かして充実した毎日を送っていきたいものである。

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