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2009年3月27日 (金)

神経質礼賛 409.まるはん

 春のお彼岸に合わせて義母のお墓が完成したので家族でお参りに行った。義母は鰻が大好物で、年に3、4回は皆で食べに行ったものだ。昨年6月に体調を崩して膵臓癌と判明、11月には亡くなってしまい、最後の鰻を食べてもらうことはできなかった。

 今時珍しく田んぼにはさまれた鰻屋「まるはん」は木々に覆われている。木戸をあけると古民家が現れる。建物に入ってすぐの所に清水に洗われている鰻たちを見ることができる。調理場ではせっせとオヤジさんが鰻を焼き上げ、配膳と洗場を担当しているのはオヤジさんの親戚の女性一人だけである。6畳ほどの客室はどこもオヤジさんが撮った富士山の写真があるばかりで、テレビもエアコンもなく、窓をあければ自然の風が入ってくる。メニューはなく、予約客しかとらない。土曜日は定休で日曜日も隔週休み。昼だけの営業である。自称「へそ曲がり」のオヤジさんは、奥さんを亡くしてうつ病になったことがあるそうだが今では元気に仕事をされている。ここの鰻は絶品である。御飯も漬物も実にうまい。

 箸の包み紙にはオヤジさんからのメッセージが印刷されていて、1年くらいで内容が変わる。面白いので持ち帰っている。今回のものを紹介させていただこう。

らあーッくに生きたい人に!!

   人と比べず、背伸びせず

  がんばらないけど、あきらめず

  どんな事でも投げ出さず、逃げ出さず

      人の前では でしゃばらず、

   それでも 自説は押し通す。

 なかなかいいことが書いてある。神経質人間の場合で言うと、動き始めればコツコツがんばるし長続きするのが特長だが、スロースターターであり、始める前からああでもないこうでもないと考えたあげくにあきらめて逃げてしまうことがある。それとつい人と比べてしまい劣等感にさいなまれることがある。これは人より優れたいということからくるもので、決して悪いことでもない。劣等感を持ちながら、人並みになるように、さらに人より頭一つ前に出るようにと努力を続けていけばプラスに生きるのである。神経質はでしゃばって人から嫌われる心配はまずないだろう。

 「らあーッくに生きる」レベルに達するのは容易ではないかもしれないが、「苦楽共存」のつもりで行動していくうちに、楽とか苦とかを意識しないようになってくるものである。

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