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2009年3月16日 (月)

神経質礼賛 406.ロコモ

 病院に送られてくるメディカル朝日という雑誌をパラパラ見ていたら「ロコモ」という言葉が目に留まった。初めて目にする言葉である。蒸気機関車(ロコモーション)と関係があるのだろうか、まさか料理のロコモコ丼と関係があるわけないだろう、などと思いながら記事に目を通した。

 ロコモは運動器症候群すなわちロコモーティブシンドロームの略で、運動器(筋肉や骨)の障害のために要介護となるリスクが高い状態になることをいう。高齢者に多い骨粗鬆症、変形性関節症や慢性関節リウマチなどの疾患ばかりでなく、加齢による筋力低下・持久力低下・バランス能力低下といったことも要因になる。

 日本臨床整形外科学会のホームページには「ロコチェック」ということが書いてあった。

1)片脚立ちで靴下がはけない

2)家の中でつまづいたり滑ったりする

3)階段を上がるのに手すりがひつようである

4)横断歩道を青信号で渡りきれない

5)15分くらい続けて歩けない

の5項目のうちひとつでも当てはまればロコモが疑われるので専門医の診察を受けましょう、ということである。

 メタボ健診同様にロコモ健診を勧めようという意図も見え隠れしないでもないが、今まで盲点となっていた問題を提起したことはとてもよいことだと思う。精神科病院に入院している中高年の人たちも昼間からゴロゴロ寝て過ごしていると、この「ロコモ」状態となるのが早くなってしまう。週1回、病院の中庭での運動の日がある。神経質な私は外来診察の合間に窓越しに様子を見ているが、出ていない人に気付くと、病室へ行って声をかけて出るように勧めている。

 超高齢化社会となり、医療費の増大がよく問題になる。本当に大切なのは、病気になって医療機関にかかることよりも、生活スタイルに気をつけて、生活習慣病を予防し、少しでも若い時の機能を維持していくことだと思う。

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