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2009年5月 6日 (水)

神経質礼賛 423.神経質vsカラス

 3日前、朝起きるとベランダに置いてあったゴミ袋が引きちぎられ、ゴミが散乱しているのを見て驚いた。野良猫は入って来れないと思われる場所である。仕方なしに新しいゴミ袋を出して、散乱したゴミを片付ける。やれやれと朝食を食べていると、近くで「カアー」という鳴き声が聞こえた。その1、2分後にガサゴソ音がしたので、窓を開けるとカラスがあわてて飛び立っていった。すでに時遅し。またもやゴミ袋が引き裂かれ、ゴミが散乱している。カラスの好物である脂物の残飯が特に食い荒らされている。人間様の食事は中断で再び後始末である。これではたまったものではない。片付けたゴミ袋はとりあえず家の中に避難させ、食事を済ませるとホームセンターに直行してロックできる蓋付きペールを購入してきた。これでベランダのゴミは安全である。カラスよ。神経質をなめるなよ。

 そういえば、最近、出勤途中、路上のゴミ袋が引き裂かれてゴミが散乱しているのをよく見かける。近隣の町ではカラス被害対策でゴミに防護ネットをかけるようになった。カラスの天敵である大型鳥類は絶滅寸前なのでカラスは増える一方である。街中ではゴミ袋をあさればエサには事欠かない。東京では特殊なゴミ袋を使っている区もあると聞く。カラスの目は近紫外線も感知する。人間の場合光の三原色がカラスだと紫外光を加えた四原色になる。特殊なゴミ袋は紫外光をカットすることでカラスがゴミ袋内の物体を認識するのを困難にする効果があるのだそうだ。そのゴミ袋はたまたま黄色に見えるがカラスは黄色が見えないとか黄色を嫌うというわけではない。

 カラスはエサを安全な場所に隠しておくような知恵もある。場所をしっかり記憶しているのだから恐れ入る。硬いエサをわざと自動車に轢かせてから食べるという話もある。近頃はカラスの巣も木造より鉄骨建築(針金ハンガー製)が多くなり、電柱の巣は停電の原因になって困りものだ。カラスは極めて知能が高いと言われている。脳重量は10gほどだが、脳細胞の密度が高いのだそうだ。人間の脳重量は1400g程度である。東西古今の天才たちの脳重量がよく話題になるが、必ずしも重ければいいというわけではなく、軽い人もいる。ちなみに我らが森田正馬先生の解剖記録では脳重量はわずか945gだった。やはり脳重量の問題ではなくどれだけ訓練したかで決まるようだ。せっせと頭と体を使って脳内のシナプスを増やし、カラス様の脳に負けないようにしなくては、と思う。

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