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2009年6月12日 (金)

神経質礼賛 435.カレーふりかけ

 スーパーで買物をしていて「カレーふりかけ」というものを見つけて買ってみた。普段、妻が買う食品はこだわりの無添加・自然食をウリにしているものばかり(その割には賞味期限には無頓着)で、こういうものは御法度であるが、留守が続く時はこっちのものである。食べてみると意外といける。2、3年前あった「ラーメン茶漬け」は見かけなくなったが、これはもしかするとロングランになるかもしれない。

 私が子供の頃は、今のように副食が豊富ではなかったから、ふりかけはどこの家にもあった。食品会社が子供向けTVアニメのスポンサーになっていたのでふりかけのCMはよく見た。「のりたま」や「おかか」のCMソングは今でも覚えている。一時、オランダ風車の絵がパッケージに描いてある「チーズふりかけ」というのが出て、私はとても気に入ったが、売れ行きが悪かったためか、すぐに姿を消してしまった思い出がある。

 米飯食文化の日本では梅干やたくわんなどの野菜の漬物、小魚の佃煮、といった保存食が古くから発達してきた。ふりかけとしては、ちりめんじゃこやゆかりあたりは早くからあったのだろうが、今のように食品工業的に作られるようになったのは大正から昭和初期にかけてとのことで、「御飯の友」という商品がふりかけ第一号らしい。

 永谷園「カレーふりかけ」のCMに出演している相撲の高見盛さんは、以前書いたように(第5話)とても気が小さく、緊張しやすい、神経質な性格だそうである。翌日の対戦相手についてインタヴューでも受けようものなら、その晩は考え過ぎて眠れなくなるという話もある。あの取り組み直前の派手なパフォーマンスは、心の中での弱気な自分との戦いで自然に出ているのだろう。CMの方は「お茶漬け海苔」「わさび茶漬け」に次ぐ出演で、緊張しているようにも見えないが、御本人としてはかなり緊張しているのかもしれない。

 私を含めて神経質人間は人前で激しく緊張する。「うまくやりたい」「恥をかきたくない」という気持ちが人一倍強いからであって、落ち着こう、緊張すまい、とすればするほど深みにはまってしまう。緊張は自然なことで仕方ないものとして飛び込んでしまえば、何とかなるものである。

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