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2009年7月10日 (金)

神経質礼賛 444.縁起の悪い語呂合わせ

 数字の4は「死」、9は「苦」を連想させるので、それらの番号は嫌われやすい。かつては、ホテルや病院の部屋番号で末尾が4や9は避ける場合があったが、番号を飛ばすのは何かと不便であるから、最近はそこまではしないようだ。私が勤務している病院も現在は4号室や9号室がある。キリスト教圏の国ではキリストを裏切ったユダが13番目の弟子だったことから13が忌み嫌われる。

 私は小学生の頃、数字が気になって、廊下を歩く歩数を数えて末尾が「4」とか「9」になるのを嫌って、歩数を調節する、という不自然な歩き方をしていた時期があった。中学の時の担任の先生が「皆さんは4を嫌うけれど、私は44が好きです。し合わせ、と読めるから」と言っておられた。なるほど、とは思ったが、やはり何となく気持ちが悪いものである。

 医師になりたての時、最初に買った軽自動車のナンバーは「く 7979」だった。どう考えても「苦、泣く泣く」と読めて縁起が悪い。この車に乗っていた5年間に小さな接触事故を2回経験したが、これは単に運転技術が未熟だったためである。大学に助手で戻る前は勤務先の病院から週1回大学病院の専門外来を担当して夜は研究会に出席してから帰っていて(往復300km)、スピード違反で一度捕まったことがある。これもまあ、ナンバーのせいではないだろう。車を買い換えたらナンバーは「ね 8786」になった。「今度は、ね、やな野郎 だね」とセールス氏に嫌味を言うと、「花ハローと読んで下さいよー」と言っていた。ものは考えようである。

 強迫神経症(強迫性障害)で縁起恐怖というものがある。縁起が悪いことを過度に恐れ、無理にそれを避けるような行動をしてしまうものだ。そうなると、日常生活にも支障をきたしてしまう。不吉に思われる数字も他の数字と何ら違いがあるわけでなく、勝手に意味づけしてしまうだけのことである。気味が悪いという気分はそのままに、それを避けずに必要な行動を続けていくことが大切である。縁起を良くするような儀式をしては強迫行為のワナにはまってしまう。

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コメント

先生、おはようございます。
いつの間にか、444号となったのですね。
「神経質パワー」による持続力、誠に敬服いたします。
ところで、先日、小遣い稼ぎをしようと思い、
F市にある学習塾で講師を募集していたので、
応募しようとしたところ、先方の電話番号が、
我が家のものと局番の末尾が1だけ違って、
下4桁が「3800」とぴたりと一致しておりました。
これはなにかあるに違いないと、
面接に行ったところ、塾長のHさんは、
Tガスの情報処理部門の統括者だった方で、
先生やA社長の話で盛り上がりました。
不思議なご縁ですね。

keizo様

 こんにちは。いつもコメントいただきありがとうございます。いつネタ切れで終わりになるのでは、と思いながらも何とか続いているのは、一旦動き出したら簡単には止まらない、神経質のなせるわざに違いありません。

 私のいた頃のT社は新入社員の半減期が1年とか2年とか言われていました。4年間勤めた私はまあまあでしょう。T社中退者の同窓会(?)でも開いたら、いろいろな分野で活躍している人がいておもしろいでしょうね。
 keizoさんにもまたお会いしたいものです。

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