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2009年7月13日 (月)

神経質礼賛 445.夏みかんパワー

 毎年、6月から7月にかけて、実家の庭には夏みかんが実る。元は私が子供の頃に父親が数本のみかん・夏みかん・八朔の苗を植えたものだ。父が亡くなってから長いこと放置されていて、みかんと八朔の木は枯れてしまったが、夏みかんの木は元気で毎年実をつける。正真正銘の無農薬・無肥料である。例年、取りきれなくて(食べ切れなくて)最後は腐って落ちてしまう。だから、毎週仕事が休みの日に母親の安否確認がてら実家に行くと、夏みかんを大量に持たされることになる。しかし、子供たちは、酸っぱいと言って、食べてくれないので、私と妻で食べることになる。一応は「甘夏」なので、それなりの甘味もある。面倒ではあるけれど神経質らしく、皮とホロをむき、深めの皿に入れてラップをかけて冷蔵庫に入れておく。外出から疲れて帰った時につまんで食べると、酸味とほどよい苦味でしゃきっとしてくる。やはり季節に合った自然な食べ物なのだろう。

 夏みかんにはクエン酸が多量に含まれている。筋肉内の疲労物質「乳酸」の代謝に関与するとともにカルシウムなどのミネラル吸収を促進する効果がある。最近のスポーツドリンクはクエン酸を配合したものが販売されているのでその効果は御存知かと思う。ビタミンCも多く含まれ、栄養分析表を見ると、果肉100g中40mgのビタミンCがある。夏の日焼けに良さそうである。多くはないがビタミンB1・B2も含まれる。それに良質な食物繊維をたっぷり摂ることができる。近頃は発ガン抑制物質も話題になっている。果肉中のβ-クリプトキサンチンや苦味成分のリモノイドに発ガン抑制作用があると言われる。さらにマーマレードとして食べると、皮の香り成分オーラプテンにも発ガン抑制作用があるという。こうしてみると、いいことずくめである。

 小学生の時に学校給食で出た夏みかん(半分に切ったもの)は実家の夏みかんよりもはるかに苦味も酸味も強かった。今は果物でも野菜でも甘くて苦味や酸味の少ないものが好まれるが、昔ながらのものの方が体に良い成分が多く含まれていることもある。夏みかんパワーを見直してはどうだろうか。

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コメント

 先生、こんばんは。

 熱海に住んでいる叔母が、毎年夏ミカンを送ってくれます。それも無農薬で、くすんだ橙色をし、ごつごつしているのですが、その不格好さがなんとも懐かしくて嬉しくなります。味はやはり酸っぱく、私好みです。そういう夏みかんは、当地ではもはや手に入らないので、周りの人に分けてあげるととても喜ばれます。

 今年の森田療法学会は、東大・本郷キャンパスで開催されるようですね。先生はご参加されるのでしょうか。もし、ご参加なら、そして、東京の11月中旬の黄葉の具合はどうなのかよくはわからないのですが・・法科棟の側に、見事な公孫樹の古木があります。東大は私の好きな散歩スポットなんです。三四郎池などはご覧になられたことがあると思いますが、私の句友はカワセミを見たらしいです。

anxiety様

 コメントいただきありがとうございます。

 今は果物も品種改良が進み、糖度が高いものがもてはやされますが、昔風の夏みかんも捨てたものではありません。建て替え前の古い三島森田病院の玄関には夏みかんの木があって、実がなると、森田療法の患者さんたちがジュースにして飲み、農作業の疲れを癒していました。やはり古いタイプの夏みかんの方が疲労回復効果がありそうです。

 森田療法学会は参加したいのですが、そこの土日当直がまだ決まっていなくて、私がやることになる可能性が今のところ50%です。
 東大の広いキャンパスには自然が残っていますね。私が会社員だった頃、秋に特種情報処理技術者の試験が東大であって、広い講義室で受けていましたら、部屋の中を1匹のハチが飛び回っていたんですよ。それが、よりによって私の首の後ろに止まってチクリ。腫れ上がってひどい目にあったいやーな思い出があります。試験も落ちて(まあ合格率5%の狭き門だったから仕方ないですが)、踏んだり蹴ったりでした(笑)。10月・11月はスズメバチやアシナガバチの活動が活発ですからご用心下さい。

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