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2009年9月25日 (金)

神経質礼賛 469.ピースサインの謎

 子供に頼まれて学校行事の写真をプリントアウトしてみると、どれもこれもピースサイン(Vサイン)のポーズをした写真ばかりである。まるで、ピースサインをしなければならないというルールでもあるようで不思議である。と思っていたら、915日付読売新聞夕刊「いま風」というコラムで酒井順子さんが「レンズの前 奇怪な同調」という記事を書かれていた。酒井さんもカメラの前で全員がピースしている光景に違和感を覚えておられるようだ。ピースサインは笑顔の言い訳になる、一緒に写真に写る人との一体感づくりに役立つ、といった効用がある反面、写真を撮られる時にはピースをするのがマナーと思われてはいないか、ピースをしない子がいじめられたりしないか、と心配もされている。

 神経質で小心者の私は写真の写り方も控えめである。ところが、一枚だけピースサインをしている写真が残っていた。今から25年ほど前の写真だ。入社4年目の2月上旬、会社の後輩たちから熱心に誘われて日曜日に日帰りで東京ディズニーランドへ行った。アルコールが入っているわけでもないのに、頭にはドナルドダックの帽子をかぶり破格の笑顔でピースサインをしている。「先輩、頭がおかしくなっちゃったかと思いましたよ」と後輩から言われた。実はこの時は、会社に辞表を出し、浜松医大受験のために(会社には私用とだけ告げて)2日間の有休を申請した直後のことだった。退路がなくなったことで何かふっ切れたような心境だったのだと思う。この「とらわれのない心理状態」が奇跡的な合格を呼び込んだのかもしれない。

 Vサインの起源はチャーチルだと言われている。チャーチルにしてもケネディにしても歴史に名の残るような政治家のVサインは実に格好がいい。日本人でピースサインが似合う人はどうも少ないような気が私はする。しかし、仏頂面で写りがちな神経質人間の場合、たまには、ピースサインをしながら笑顔で写真に納まるのも悪くはないだろう。ピースサインそのものより、ピースサインによって引き出される笑顔の方に御利益があるのではないだろうか。やはり、笑う門には福来る、である。

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