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2009年10月14日 (水)

神経質礼賛 475.殺人増加は経団連の責任?

 先日、亀井金融郵政改革担当大臣が、日本で家族間の殺人が増えているのは経団連に責任があるという趣旨の発言をして物議をかもしている。家族間殺人と経団連とを直接結びつけるのはちょっとムリがある。いくら何でも大臣の公的発言としては不適切ではないだろうか。神経質が足りなすぎる発言である。

 しかし、家族間殺人に限らず通り魔事件が次々と起るような殺伐とした社会風潮を作り出したことに関しては、政治経済界のトップたちにも責任の一部はあるだろう。小泉改革で何でもアメリカに倣えで、目先の利益優先のため派遣切りが行われた。さらには正社員もリストラされて路頭に彷徨うようになった。まとめて人斬りといってもよいだろう。それを率先して行ってきたのがC社のトップで経団連のM会長というわけである。ワーキングプアあるいは職にありつけない若者たちが通り魔事件を起こす。また経済的な困窮が家族間殺人の一因となったケースもある。そして家族間殺人は意外にも大都会よりものどかな都市近郊や農村で起っている。郵政民営化で採算の取れない田舎の郵便局が廃止されたことに象徴されるように、都市と田舎、東京と地方の格差が拡大し、田舎での生活が困難になってきていることも背景にあるのかもしれない。そういう意味では拡大解釈すれば亀井大臣の発言にも一理はあると言えよう。

 実に生きにくい世の中になったとグチを言っても始まらないし、犯人探しをしてもどうにもならない。神経質人間は特に不全感を抱きやすいが、森田正馬先生の「己の性(しょう)を尽くし 人の性を尽くし 物の性を尽くす」で、自分や人や物の価値を最大限高める努力をしていく他はない。皆がそのようにしていけばいつか世の中も変わってくるのではないかと思う。

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