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2009年11月20日 (金)

神経質礼賛 487.白色発光ダイオード(LED)の中央はなぜ青い

 長年、白衣のポケットに入れて使ってきたペンライトがそろそろお疲れである。単5電池2本使用のもので、瞳孔を見たり、皮膚病変を照らして見たりするのに重宝してきた。しかし、何度も落としてプラスチック製の本体はヒビだらけで見た目が悪い。最近では白色発光ダイオード(LED)を使用したペンライトが安く出回っているので買ってみた。消費電力が少ないので電池が長持ちし、電球と違って衝撃に強いという特長がある。しかし、実際に使ってみると、照らした時に最も明るい中央部は青色になってしまって、皮膚などの色調が変わって見えて診察には不都合である。数年前にキーホルダー付の白色LEDライトを買っていつもズボンのポケットに入れているが、これもやはり中央部は青くなる。私のような神経質人間でなくても気になる人はいるだろう。

 どうしてこのように中央部が青くなってしまうのだろうか。実は、懐中電灯などに使われている白色LEDの正体は青色LEDなのである。正式には擬似白色LEDと言って、青色LEDチップを蛍光体で覆い、蛍光で得られる赤から緑までの光と、蛍光体を透過した青色が合成されて、白色を得ているのである。従って、中心部の最も明るい部分はどうしても本来の青色が出てしまうのである。青みがかった白色だと少し冷たい感じがする。赤色LED、緑色LED,青色LEDの3原色の光を合成して白色を得る方法もあるが、各色のバランスが難しいし、コストが高くなってしまうため、今のところ蛍光体を用いた擬似白色LEDが主流になっているようだ。

 電光掲示板、信号機、自動車のブレーキランプなど、電球に代わってLEDが幅広く使われるようになってきた。長寿命・低消費電力で大変良いことである。最近になって家庭用60W白熱電球の代わりに使えるLED電球も14000円程度で市販され始めた。消費電力はわずか約7Wだ。我が家では消費電力の少ない電球型蛍光管を多用しているが、もう少し安くなってくれればさらに長寿命で低消費電力のLEDランプに交換したいと思っている。今後も低コストで製造するための技術開発が進むことを望む。欲を言えば均質な白色が得られる工夫もお願いしたいところである。

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コメント

30年前に中野の診療所で4カ月お世話になりました。昨日のように覚えているので、鈴木先生のお声が今でも聞こえてくるようです。亡くなられたと知り、感慨に浸っています。今で言うパニック障害でした。数キロ離れたバラ園に通うのは勇気が要りました。退院後は塾、予備校の講師として、激しい仕事が出来るようになりました。しかし、すぐそうなったというより、森田療法の教えに従って、すべきことをしているうちに、自信がついてきました。神経質というものは、意識性の高さからくる長所でもあり、業のようなものでもあります。語弊がありますが無神経な人には分からない、非常に奥の深い人間存在に関わることです。結論として、釈尊の諦観に行きつくのでしょう。最後は「諦めが肝心」ということでしょう。それも前向きな諦めです。奥の深い課題で、生涯のquestionかもしれません。あるがままでいいのです。

Y.M様

 コメントいただきありがとうございます。

 数キロメートル離れたバラ園に通う、というのはパニック障害の方にとっては大変高いハードルだったことと思います。しかし、知準先生の御指導と御自身のがんばりで、一つ一つ乗り越えられ、それがまた自信となって、新たなハードルに挑戦され、充実した人生を送ってこられたことと思います。

 釈迦の諦観、おっしゃる通りだと思います。
 よく森田正馬先生も釈迦・親鸞は神経質者だったと患者さんたちに話しておられます。神経質の強迫観念や「死の恐怖」に苦しみ抜いて、もはやどうにもならない、と諦め切った先に、人生が開けて来るのではないかと思っております。

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