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2010年3月 1日 (月)

神経質礼賛 521.パシュート

 昨日の朝は、バンクーバーオリンピック・女子パシュート決勝の放送に目が釘付けになった。パシュート(団体追い抜き)は前回のトリノオリンピックから正式種目になったもので、2チームがそれぞれ3人で滑って3人目のタイムで競うというルールである。男子は400mリンク8周、女子は6周なので、瞬発力だけでなく持久力も要求される。一人だけ速くても勝てない。先頭の走者は空気抵抗を大きく受けて消耗しやすいので、先頭を交代しながら走る。3人が呼吸とリズムを合わせ、ペース配分をうまくやりくりする必要がある。3位となったポーランドは個人では特出した選手はおらず、注目されていなかったが、チームワークの力でメダルを獲得した。決勝は日本対ドイツ。日本チームはまとまりよく前半でリードしていたものの、最後わずか0.02秒差で惜敗し、銀メダルとなった。しかしながらすばらしいレースだった。今朝の新聞を読むと、サポートチームの綿密な作戦作りも奏功していたようである。

 1位と2位がドイツと日本という神経質濃度の高い国民性を持った国が並んだのは面白い。かつてイタリアを旅行した時に、現地のイタリア人たちは電車やバスに我先に乗り込み切符を買わなくても平気という人が多かったが、ドイツ人観光客たちはきっちり列を作って並ぶ、という様子を見て、ドイツ人の国民性を垣間見た気がしたものだ。作曲家でもドイツ系の人たちは強迫性を帯びた人が多い。最近はアメリカナイズされて少々変わってきたかもしれないが、日本人も行列好きで秩序を好む。神経質さでは負けていないだろう。パシュートという種目は神経質向きなのかもしれない、と勝手に思ったりする。

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