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2010年3月22日 (月)

神経質礼賛 528.アイビーvs神経質

 我が家の入口にある塀を兼ねた小さな花壇には、何かを植えるまでの間とりあえず緑が欲しいということでアイビーを植えていた。8年ほど前、小さなポットに入ったかわいらしい四葉ほどの苗を4つ買ってきたのが最初だった。後から木を植えた時の下草にいいだろうくらいのつもりだった。ところが蔓モノの生命力は恐ろしい。日当たりが良い場所だけあって、どんどん伸びて行った。ブロック塀に勢力を拡げただけでは飽き足らず隣家へも進出していくので、夏場はしょっちゅう枝を切る必要があった。さすがに見た目にも良くないので業を煮やした妻が枝切りハサミを使って全部枝を切って処分した。しかし太い枝は切れず、根がしっかりと張っていて、そこからはどうにもならない、ということで私に仕事が回ってきた。根を取るには細く尖ったスコップが必要だ。妻と子供は実家に行ってしまったので車がない。片道3kmまでなら歩くところだが5kmほど離れたホームセンターまで歩いて往復はちょっとキツイ。そこで子供の通学用自転車を拝借することにした。

 少なくとも5、6年は自転車に乗っていない。最後に乗ったのは、子供を連れて遊びに行ったサイクルスポーツセンターの自転車だったような気がする。久しぶりの自転車に緊張しながら、他の自転車や歩行者に気を配りながら乗っていく。森田正馬先生の「四方八方に気を配るとき即ち心静穏なり 自転車の走れるとき倒れざるが如し」という言葉が浮かんでくる。神経質は自分の不具合に向けるのではなく、外に向けて生かしていくものである。風を切って走るのはなかなか気持ちが良く、うっすらと汗がにじんでくる。小学校の横を通れば桜の花が開き始めているのがわかる。花粉対策のマスクがなければ爽快なのに、と思う。

 帰宅して早速、作業に取り掛かる。まずノコギリで切り取れるところは切り落としてゴミ袋に詰める。太い幹は直径4cmにもなっていた。次に買ってきたスコップで土を掘り起こして根を抜こうとするが細い根がネットワーク状に長く張っていて、簡単に抜けるものではない。これだけ根が張っていればわずかな養分や水分をしっかり吸収できるだろう。全く感心してしまう。1時間半ほど格闘して、完全に根の先まで取れたのが1本。根の一部が残ってしまったのが2本。一番太いものは切株状態のまま残ってしまった。花壇の底のセメント部分からさらに奥に根を張っていて、無理に掘り起こしたら塀となっているブロックがグラつく心配があるのでこれが限度だ。粘り強さがとりえの神経質人間もアイビーの生命力にはかなわなかった。

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