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2010年4月12日 (月)

神経質礼賛 534.授業中の居眠り

桜前線も北上し、私が住んでいる地方では葉桜になりつつある。暖かくなると体の緊張も緩んで、ついウトウトしやすくなる。

4月8日付の読売新聞朝刊1面に「授業中 居眠り 日本ワースト」という見出しの記事があった。文部科学省所管の教育研究機関が日・米・中・韓4国の高校生の授業態度を調査したもので、授業中に「居眠りをする」という項目は日45.1%、米20.8%、中4.7%、韓32.3%と日本がトップなのだそうだ。「近くの人としゃべる」は日37.7%、米64.2%、中10.4%、韓23.7%、「食べたり飲んだりする」は日6.1%、米46.9%、中1.8%、韓4.4%、「積極的に発言する」は日14.3%、米51.0%、中46.2%、韓16.3%である。授業態度が悪くて先生の話はあまり聞かなくても積極的に自己主張はするというアメリカ人の特徴がよく出ている。中国の高校生の授業態度がかつての日本のように真面目でしかもアメリカ並みに積極的に発言するのは、もしかすると中国経済急成長の一因なのかもしれない。韓国は日本と中国の中間といったところだろうか。平日に宿題以外「全く勉強しない」は日34.3%、米24.3%、中6.8%、韓17.5%と日本が最も高いのは困ったことである。高校生ならば授業や宿題はつまらなくても自分が興味を持った分野の本を読んで勉強したり、図書館で調べたりするということがあってもよさそうに思うのだが。

同じ日の毎日新聞でもこの調査の記事が27ページ目の社会面に載っていたが、見出しは「日本の高校生 教科書好き」「体験・発言は苦手です」になっていて、日本の高校生は教科書の内容を教え覚えさせる授業を好み、勉強への意欲が極めて少ない、という結論となっている。両新聞の記事を比較してみると面白い。読売はセンセーショナルに面白く書くのが得意なようだ。

 私の高校時代を思い返せば、興味がない科目や単調な授業では居眠りしたものだ。黒板に書かれたものをノートに取っていても、頭がカクンと落ちて気がつけば、ノートにシャープペンの長い軌跡が残っていた。特に午後一番の倫理社会の授業中はよく眠った。「アリストテレスは・・・」などと教科書を読むような講義では75分間の授業時間中一睡もするなという方がムリである。授業中のおしゃべりや飲食のような神経質の足りない行為に比べたら、居眠りは罪が軽いだろうとは思う。

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