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2010年4月16日 (金)

神経質礼賛 536.牛丼

 いつものスーパーで国産牛肉のパックに牛丼のたれがオマケで付いたものを見かけて、つい買ってしまった。牛丼を作るのは学生時代以来になる。私の学生時代の初めは以前書いたように、W大近くの三畳一間の生活。普段は自炊で外食と言えばもっぱら大学の生協食堂。牛丼屋に入ることは少なかった。30年数年前の吉野家牛丼は並300円か350円。後から登場した養老の瀧牛丼もそのくらいだったような気がする。中央線沿線にあったマイナーな牛友チェーン牛丼は中盛280円でサラダ付だった。それから物価はずいぶん上がっているのに、牛丼の値段は現在と大差ないのは不思議である。私が当時作っていた牛丼はスーパーで安い輸入牛肉を買って、タマネギと一緒に煮込むだけの簡単料理である。味付けは醤油と味醂だけだった。それでも牛肉を食べたという「シアワセ感」があった。最近、牛肉に多く含まれるアラキドン酸にアンチエイジング効果があるとか、アラキドン酸がシアワセ感の素だとかいう説もあってアラキドン酸のサプリメントがもてはやされているけれど、ちょっと高級なおいしいものを食べる心理的な効果が大きいのではないか、と神経質人間としては例によって疑ってかかる。

今回買ったパックに付いていた「牛丼のたれ」の説明を読むと、フライパンで牛肉とタマネギを炒めてから水を加えて煮て「たれ」を加えてさらに煮込むという手順だ。私は簡単のために最初から鍋で赤ワインを加えて牛肉とタマネギを煮込んでアクを取ってから「たれ」を加えた。かなり甘めの「たれ」だが、子供には好評だった。牛丼の場合、少々甘めでも逆に醤油味が強くてもそれなりに楽しめる。素材の牛肉の味が決め手だと思う。

 近頃のニュースでは牛丼戦争再発とのことで、期間限定とは言え、300円を切る価格帯での値下げ競争になっている。高い家賃や人件費を払って採算が取れるのだろうかと他人事ながら心配になってしまう。デフレ時代で価格を下げざるを得ないという事情があるのだろうけれど、ちょっと値は張っても、高品質牛肉や手作り醤油を使った牛丼だとか、低コレステロールのヘルシー牛丼だとか品質で勝負する、という商売は成り立つはずだ。一味違ったこだわりの神経質牛丼(?)があってもよいのではないか、と思う。

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