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2010年7月23日 (金)

神経質礼賛 568.夜間の火災訓練

 一昨日、病院で当直中に夜間の火災訓練があった。閉鎖病棟の喫煙室から火災発生との想定で、発見した職員が他の職員とともに初期消火をし、駆けつけた当直医の判断で患者さんの避難準備を開始し緊急連絡網で自宅にいる職員を招集し、安全な場所へ患者さんたちを避難させる、という流れだ。

 病院では年に何度か火災や地震を想定した避難訓練は行われているが、実際のところ問題になるのは当直職員だけしかいない夜間の火災や地震の場合である。老人施設やグループホームでタバコの火の不始末などから夜間火災が起きて大勢の入所者が犠牲になるという火災事故が相次いでいる。夜間は職員が手薄で、巡回の間隔があいてしまうし、車椅子や寝たきりで生活している人たちを避難させるのには膨大なマンパワーと時間を要する。精神科病院の場合も患者さんたちの高齢化で事情は似ているし、さらには精神症状が極めてよくないために保護室に隔離している人や身体拘束している人もいて、その場合には一人に複数の職員が付かなければならない。火災が起ってしまって避難させる時にはかなりの困難が予想される。不十分かもしれないが、こうした訓練は何度も行う必要がある。絶対に大丈夫だ、何とかなるだろう、というような鈍感力では、いざという時に動きが遅くなって多数の犠牲者をだしてしまう。火災や地震の被害を最小限にとどめるためには神経質になるに越したことはない。

 医局(医師たちの居場所)にも埃をかぶった防災用ヘルメットが置かれている。今回初めてかぶってみた。私は丸顔でアンパンマン頭なので、普通の大きさのヘルメットでは入らない。若い頃バイクのヘルメットはLサイズでもきつくてXLをかぶっていたくらいである。しかしよくしたもので防災用ヘルメットは何とか頭が入った。病院名が書かれている方を前にかぶったら、何かおかしい。軍隊のヘルメットみたいである。事務長に確認してみると前後逆とのこと。ありゃりゃ。一番訓練が必要なのはどうやら私だったようである。

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