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2010年10月15日 (金)

神経質礼賛 596.御苦労

 近所にお住まいの老夫婦。娘さんと娘婿と同居している。御主人は元大工さんで、道で会うといつも笑顔で町中に響き渡るような大きな声で挨拶してくれる。本人も婿とのことで、奥さんがとても威張っている。夫婦連れ立って歩く時は奥さんの斜め後ろを2m位離れてついて歩く。御主人が車で出かけて帰ってくると、奥さんが「御苦労であった!!」とねぎらいの言葉をかける(二人とも声が非常に大きいので全部聞こえてしまう)。まるで時代劇のセリフのようだ。奥さんが殿様で御主人が家来といった感じである。

 私が最初の大学を出て会社に就職した時、まず社員教育の合宿があって、お辞儀の仕方とか電話の取り方とか言葉遣いなどの社会人としてのマナーを叩き込まれた。「御苦労様」は上司が部下をねぎらう言葉であって、目上の人や年長者に言ってはいけない、と教えられた。だから、私はいつも無難な「おつかれさまです」を使う習慣になっている。会社員時代、他社の人からかけられた言葉も「おつかれさまです」が普通だったように思う。

小学館の現代国語例解事典(第二版)で「御苦労」をひいてみると

 他人の骨折りを感謝する意を表す語。

(1)ふつう、目上の者が目下の者に言う場合に用いる。

(2)ひやかし、嘲笑の意をこめて用いられることもある。

とある。

 勤務先の病院で若い看護師さんたちから、「御苦労さんです」とよく声をかけられる。神経質人間ゆえ、一瞬おや、と感じる。(1)なのか(2)なのか、はたまた最近の看護師様方の業界用語なのだろうか。まあ、深く考えずに「ねぎらっていただいたのだ」と素直に受け取っておくとしよう。

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