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2010年12月27日 (月)

神経質礼賛 619.見―ちゃった、見―ちゃった

 1221日付読売新聞によれば読者が選んだ国内10大ニュースの第1位は中国漁船衝突映像流出事件だった。衝突事件そのものについてはともかく、流出という件に関してはインターネット時代を反映する印象的な出来事だったように思う。情報の管理が甘いと容易に動画サイトなどに流出して短時間に多数の人々に広がってしまう。削除されても次々とコピーが投稿されていたちごっこになる。似たようなところでは、秘密文書を暴露する「ウィキリークス」がよく話題になっていたように思う(22日付読売新聞で今年の海外ニュースランキング第11位)。毎日新聞の4コマ漫画「アサッテ君」でも子供が「見―ちゃった、見―ちゃった、ウィキリークスに言ってやろ」と囃したてるものがあった。

 ちょっと脱線するが、「見―ちゃった、見―ちゃった、先生に言ってやろ」とか、その前半あるいは後半が「いーけないんだ、いけないんだ」となった囃し歌を子供の頃聞かれた(あるいは言った)ことのある方は多いことと思う。私が小学生の時、転校して他県の小学校に行っても同じメロディーだったから、全国規模で流布しているのだろう。ただし、地方によって方言になっていることはあるらしい。口伝で正確に伝わっているのはすごい。ラーソラミレミー、ラーラソラミレミーという日本民謡の陽旋法のため覚えやすいからだろうか。

 秘密文書の暴露により国家レベルの不正を知らしめる点ではウィキリークスの意義はあるが、不正と関わりのない個人のプライバシーまでが暴露されて不利益を被ったり身の危険を招いたりすることも考えられる。

 医療機関では患者さんのプライバシーの保護には神経を尖らせている。警察署から患者さんについての照会があっても、警察官を名乗って探り出そうということも考えられるため、即答はせずに後で警察署の電話番号に掛けなおすという対応を取っているし、正式な文書での捜査関係事項照会の場合はともかく、口頭での照会には最小限の情報を回答するに留めている。友人と称する人から「そちらの病院に○○さんが入院していますか」という問い合わせには、「お答えできないことになっています」と回答せざるをえない。病院によっては、部屋の入口のネームプレートをはずしているところもあるようだが、面会に不便だし、とっさの時に患者さんを取り違える事故が起る危険性もある。このあたりは熟慮して神経質に対応していく必要がある。

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