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2011年5月 6日 (金)

神経質礼賛 663.再セットアップ

 勤務先で個人用に使っているノートパソコンの動きが悪い。買って5年になるXP機である。立ち上げに長時間かかるし、ソフトが動き出すにも時間がかかる。ビジー状態が異常に長い。そろそろ大掃除しなくてはいけない。自宅に持ち帰り、再セットアップを行った。

 棚の上で埃をかぶっているパソコンの箱を引っ張り出し、マニュアルを読む。おっと、作業の前にはデータの移動を忘れてはいけない。大容量の外付ハードディスクに一時お引越しである。積み残しがないよう、神経質にチェックする。いつも再セットアップすると、ユーザ辞書も消えてしまい、「やまいだれ」系の難しい漢字が多い医学用語(特に皮膚科疾患名は難しい)や森田療法関係用語の変換に苦労することになる。今回はユーザ辞書のバックアップ・復元の方法を調べておき、バックアップした。それから延々と長時間の再セットアップ作業が始まる。時間がもったいないので、その間、別のことをやって過ごす。仮住まいのデータを元に戻して、さあこれで大掃除は終わり、というわけにはいかない。購入時についてきた付属ソフトのいらないものを削り、普段使うアプリケーションソフトをひたすらインストールすることになる。そして各種設定もしなおしである。なんだかんだで結局1日仕事である。試しにWORDで「もりたまさたけ」と入力すると「森田正馬」に変換されるし、「がじょく」→「臥褥」もOKで、一安心である。パソコンの動きもよくなったように感じられる。

 パソコンの場合は再セットアップでソフトを買った時の状態に戻すことができるのだが、人間の場合はそうはいかない。過去の履歴をすべて引きずって生きていかなければならない。特に神経質人間は過去の失敗に強くこだわり、ああしておけば良かったのに、こうしていればこんなことにならなかったのに、とクヨクヨ考えがちである。しかし、過去はどうにもならないのだから、今できることを積み重ねていくしかないのだ。森田正馬先生の色紙に「失敗は改良の喜びなり」とある。神経質性格の偉大な先人たち・・・徳川家康(209話)・乃木希典(382)・松下幸之助(211)のように失敗を良薬とすれば神経質性格が生かせるのである。

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コメント

「偉大な先人たち」の中に乃木将軍が入っているのに驚き、前後しつつ382話を読んできました。机上論で甘い作戦を立て、たくさんの部下を無駄死にさせたのは、「思想の矛盾」だったのかもしれません。

382話にたどり着くまでに、いくつかの記事を読むことができましたが、財団の岡本さんのことなども初めて知りました。まさに宝の山で、もしこれで「語彙索引」ができたら、最強の教典、データブックですね。

たらふく様

 コメントいただきありがとうございます。

 乃木将軍は、日露戦争では旅順攻略に手間取り、多数の戦死者を出し、二人の息子も戦死させ、愚将という評価があります。ただ、それに対する反論もあり、評価は分かれるところでしょう。正攻法にこだわったあたりは神経質らしいところかもしれませんね。もう一人の英雄・東郷平八郎に比べると、生真面目過ぎて柔軟さや面白みに欠ける点はあったかと思います。
 しかしながら、傷病軍人のために多額の寄付をしたり、私財を投じて自ら義手を開発した、というあたりは、評価されてもよいのではないでしょうか。

 駄文ジャングル内を探検して下さったのですね(笑)。記事のナンバーから(月10話なので)計算することは可能ですが、後から考えると、記事のジャンル分類をつけていればよかったと反省しています。

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