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2011年7月15日 (金)

神経質礼賛 686.ゴーヤ

 病院で森田療法の患者さんたちが「緑のカーテン」として植えてくれたゴーヤ(ニガウリ)が立派に成長した。建物の西側に植えたものはフェンスの網伝いに蔓を伸ばして葉を広げ、診察室に差し込む西日を和らげてくれている。建物の東側・玄関近くに植えたものは待合室からガラス越しに見ると緑が涼しげであり、もう大きな実を付けている。冷房電力節約の強い味方であるばかりか見て美しく実も食べられるので一石三鳥である。

 かつては沖縄と九州だけで栽培され、その地方だけで食べられていたゴーヤだが、最近では栽培される地域が広がり、各地のスーパーや八百屋さんの店頭でも見かけるようになった。今年は緑のカーテンとして学校で栽培するところも出て、ゴーヤの種と苗木は早くから売り切れたという話もある。

 今からかれこれ20年近く前、初めて那覇の八百屋でゴーヤを買った時には、今のようにインターネット情報がない時代だったから、おっかなびっくりだった。まず縦に切って、中央の種と綿を除去し、うす切りして水にさらした。一部は鰹節をかけておひたしとして、残りは肉と一緒に炒めて食べた。おひたしとして食べるのは九州でよく行われているらしい。おひたしも炒め物も苦味が強いけれども、いかにも食欲が出て元気が出る感じがした。ゴーヤはビタミンCやミネラル分を多く含み、夏バテ防止に良いとされている。最近では苦味成分モモルデシンの効用が話題になっている。さらに沖縄料理の有名なゴーヤチャンプルーともなれば、豚肉と豆腐(沖縄独特の固い豆腐)が加わるので栄養面から見て完璧なスタミナ料理となる。

 沖縄の食文化は、きびしい暑さを乗り切るための先人たちの知恵にあふれている。暑いから温度を下げよう、ではなく、暑い中でも上手に栄養補給して健康的に動けるようにしようというわけである。症状を相手にせず健康的に行動していく森田療法と同様、自然の理にかなった方法と言えるだろう。

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コメント

四分休符 様

森田療法の考え方って、すごいんだなぁと感心させられました。

そういえば・・・こんなことも、

お風呂にはいると、頭痛がマシになる。
これは、暖まって、血行が良くなるからだと、思っていたのですが・・・・・

実は、
注意が、手や足に向くからだそうです。
なるほど。

19630303様

 頭痛の分類はいろいろありますが、
代表的なものは、
①筋緊張性頭痛
②血管性頭痛
③片頭痛
です。その他、くも膜下出血による
激しい頭痛や、脳腫瘍による頭蓋内
圧亢進があって朝に吐き気があるよ
うなタイプは、まず脳神経外科にか
かった方がよいものです。
 入浴で②や③は改善しませんが①
に関しては効果があります。筋緊張
がほぐれて血行が良くなって、頭重
感や頭を締め付けられる感じが改善
されます。もちろん、注意が他に向
くということもあるでしょうね。

四分休符 様

今日は、夕方から集談会に参加しました。
理論学習で「理屈と屁理屈」を勉強しました。

理屈ではなく、「感じから出発する。」

どうしても、頭でっかちになってしまう自分を反省したいと思います。

19630303様

 生活の発見会の集談会に参加されたので
すね。
 道場のようなもので、いろいろなアドバ
イスをもらいながら、また自分の行動を修
正していけるだろうと思います。また、症
状で自分だけがものすごく苦しんでいると
思いきや、他の人からはそうは見えないも
のだ、ということが学べると思います。
 御健闘を祈ります。

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