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2012年1月 6日 (金)

神経質礼賛 743.神経質川柳

森田療法の自助グループ・「NPO法人生活の発見会」の機関誌『生活の発見』の毎年1月号には発見会川柳の特集があって、とても楽しみにしている。症状を笑い飛ばす句や神経症が治ったら神経質が足りなくなったことをネタにしたような楽しい句もあれば、森田療法と関連はないが新聞のサラリーマン川柳に載りそうな秀逸な句も掲載されている。先日送っていただいた1月号も発見会川柳が巻頭を飾っていた。タナカサダユキさんのイラストがまた冴えていて実にいい。ここに転載するわけにもいかないので、関心のある方は会員の方か協力医に借りて読んでみて下さい。

 私も下手な川柳風というか単に五七五というだけの標語を作ってみた。もし、過去の発見会川柳に同じものがあったら御容赦下さい。神経質ゆえ、過去10年くらいの『生活の発見』誌1月号はチェックしましたが。

「仕方なし 不安抱えて また一歩」

 神経質人間は欲張りである。病気になりたくない。人に認められたい。お金も欲しい。幸せになりたい。発展向上欲が強いわけだが、実に欲の皮が張っている。そうした生の欲望と死の恐怖は表裏一体である。究極の不安や恐怖は死に根ざしたものである。人間の死亡率は100%なのだから、死の恐怖は決してなくならないし、不安もなくならない。欲望が強ければ強いほど不安も大きくなる。その不安をなくそうと不可能の努力をすれば、強迫観念にさいなまれることになる。不安は仕方なし。不安を抱えながら一歩一歩進んでいくだけである。一歩だって積み重ねれば十歩になり、やがては百歩、千歩となる。

「あるがまま 神経質に 今生きる」

 格好よく川柳風にすれば「今を生き」とでもなるだろうけれど他人事のように響くので、あえて泥臭く「今生きる」でよい。逆立ちしたって神経質は神経質のままであり、ビクビクハラハラは変わらないし、豪傑にはなれない。しかし心配性の小心者にはそれゆえの良さがある。豪傑のように取り返しのつかない大失敗をやらかす可能性は低い。先の心配はともかく、今、目の前にぶらさがっている仕事・やらなければならないことを一つずつ片づけていく。その連続が着実な実績となっていくのである。

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