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2012年3月16日 (金)

神経質礼賛 765.バッテリーあがり

 年々、家の車に乗る機会が少なくなった。子供が小さい頃は週末に家族で出かけていたのだが、今では私がホームセンターの買い出しに行くのと妻が実家との往復に使う位である。年間の走行距離は2000㎞位にしかならない。定期点検に出すといつもバッテリーが弱っていると言われたので、279話に書いたように月1回はボンネットを開けてバッテリーを充電していた。ところが、昨年の暮れにそのバッテリー充電器が壊れてしまった。ヒューズは飛んでいない。中を開けてみるとスイッチングレギュレーターで1枚の基板が入っているだけであり、アンタッチャブルである。大きなトランスとダイオードなど数点の部品だけだった昔の充電器ならば壊れようもなかったし、原因のチェックは容易だったが、これではどうしようもない。そんなわけで、ここ3カ月ほど充電していなかった。さらにこの1カ月は子供の大学受験があって、妻が実家に行くのをやめていたため、ほとんど車は乗らない状態だった。日曜日の朝、私がホームセンターに行った時には何の問題もなかった。午後、1カ月ぶりに妻が実家に行き、美容院でカットして車に乗ろうとした時に事件は起こった。キーを回しても全くエンジンがかからなかったそうだ。お店の人やお客さんたちが総出で助けてくれた。他のお客さんの車からブースターケーブルをつないでエンジンをかけることができ、そこから比較的近いディーラーまで妻が運転していったが、パワステが利かなくて大変だったそうだ。あれこれ調べてもらったところ結局はバッテリーの不良とわかった。もう生産中止して7年になる車種のため、交換バッテリーがなく、取り寄せに1週間くらいかかるということだった。ディーラーでかなり待たされた妻から怒り口調の電話があってこの件を知った。後が高くつきそうだ。

 充電器が壊れたところで別の充電器を用意すれば良かったのだが、特にエンジンがかかりにくいわけではないし、車を近いうちに買い替えるかもしれないし、まあいいだろうと油断したのがいけなかった。人前で緊張して「あがる」のは仕方ないが車のバッテリーがあがるのはまずい。「神経質が足りない!」、と自分を叱らなくてはならない。

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