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2012年4月 2日 (月)

神経質礼賛 771.よもぎ

 時々、伊勢の「虎屋ういろ」がデパートの地下食品売場に出張販売でやってくる。この店は羊羹で有名な東京・京都の「とらや」とはまた別の店である。かつて浜松の遠鉄百貨店地下には常設の売場があって、そこでこの店を知り、買うようになった。季節商品も出していて、春は苺ういろ・花見ういろもあるけれども、私が好きなのは断然「よもぎ」(1本483円)である。濃厚な香りのよもぎういろの間に小豆の小倉ういろの層がサンドされた逸品である。見かけたら必ず買い求めている。

 春はよもぎの季節でもある。高校の修学旅行で行った早春の長谷寺の参道に立ち並ぶ草餅屋さんから漂ってきたよもぎのいい香りは今でも忘れられない。柏餅も私はよもぎ派である。香りが食欲をそそり、元気をつけてくれそうな気がする。沖縄にはフーチバージューシー、というよもぎ御飯があってこれもよい。ただし大量のよもぎを入れたヒージャー汁(山羊汁)だけはダメだった。沖縄の病院に勤務していた時、先輩医師に那覇の有名な山羊料理店に連れて行ってもらったが、ヒージャー汁だけはよもぎの味と匂いが強烈過ぎて、誰も食べられず、じゃんけんで負けた人間が食べることになり、運悪く私が3人分食べるはめになった。

 よもぎは古来から薬草として用いられてきた。日本中どこにでもある和製ハーブである。消臭作用、解毒作用、止血作用、健胃作用、下痢止め作用、抗酸化作用などが言われており、お灸のもぐさの原料でもある。食品としても優れていて、ビタミン・ミネラル類を豊富に含み、他の野菜類に比べてクロロフィルや食物繊維を大量に含んでいる。高価な健康食品に比べてはるかにコストパフォーマンスが優れていると言えよう。

よもぎは強力な生命力を持っていて、踏まれても葉を取られても平気。条件が悪い荒地で育っていく。凹みやすい神経質人間としては、よもぎを食べて元気を分けてもらい、よもぎにあやかっていきたいものである。

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コメント

先生、こんばんは。いつもお返事をありがとうございます。
 
 そのよもぎういろ、美味しそうですね!今まで伊勢の「虎屋ういろ」という名を気に留めたことがなかったので、ネットでみたところ、案の定私の住んでいることころでは購入できません(涙)。先生の紹介もお上手だし、HPの画像もとても美味しそうだし・・ああ~、食べてみたい。池袋のデパートには売店があるようです、また東京のデパートでは催事として販売されることがあるようなので、東京に行ったときにゲットしたいと思います!それを楽しみに、日々の仕事を頑張ることにします。この春は蓬にはまりそうです。

 本ブログの食べ物シリーズ、とても楽しませて頂いています。私の住んでいる地域では季節を問わず「牡丹餅」と言う人が多いのですが、母によると、ざいの方ではなんと「半殺し」と呼ぶのだそうです!お年寄りでしょうけど・・それと、母は自分の手を見ながら「やっぱり酒粕は効くよ」と満足げです。

teardrops様

 コメントいただきありがとうございます。

 時々書いている食べ物シリーズ(別名B級グルメシリーズ)は意外と人気があるようです。

 牡丹餅の「半殺し」は米粒が残っているもので、完全に餅状になっているものを「皆殺し」という地域もあるそうです。(何て物騒な!)食文化は面白いですね。

 虎屋ういろ以外にもよもぎを使った銘品はいろいろありそうです。もし良いものがありましたら御紹介ください。

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