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2012年5月 2日 (水)

神経質礼賛 781.大型バス事故

 大型連休が始まったばかり先月29日の早朝、関越自動車道で夜行の大型バスが事故を起こし、金沢から東京都内やディズニーランドへ向かっていた乗客のうち7人が亡くなる大惨事となった。事故の際、ブレーキをかけた痕跡はなく、直接の原因はバスの運転手の居眠り運転である。特に渋滞していたわけでもないのに、わざわざ遠回りのルートを走っていたなど疑問点も残る。運転手の取り調べには中国語通訳が必要だということで、まだ時間がかかりそうである。それと並行してバス会社の管理が適切だったかどうかの調べが行われている。民放のニュースでは会社側がコストを下げるために安全をおろそかにしていた実態を報道している。

 最近、居眠り運転の車が登校中の小学生の列に突っ込むという大事故が続いていた。ニュースでそういった事故を知れば、神経質な人は自分が事故の現場に居合わせたような恐怖を感じるとともに、「もしも、自分が運転して居眠り事故を起こしたら大変なことになってしまう」と恐れて安全運転に気を付けるところだが、神経質が足りない人には全く他人ごとである。

 今回の事故では防音壁がまるで包丁のようにバスの前面から後部近くまで車体を縦に切り裂いていた。これではいくらシートベルトをしていても乗客は助かるまい。バス車体の軽量化の危険性とともに、防音壁の構造上の問題を指摘する新聞記事もある。今までこういう事故はなかったけれども、心配性の神経質人間が道路を設計していたら、防音壁の端がバスやトラックの前面に当たる事故を想定して、防音壁の端を外側に開いた構造にするとか、ガードレールと防音壁の位置関係を工夫するなどして、大惨事になるのを防げたかもしれない。新聞によれば、全国の道路には同じような構造の箇所が数多くあるという。早急に改善してほしいところである。

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コメント

 先生、こんばんは。

 私も自動車事故のニュースを聞く度に恐ろしくなって、改めて安全運転を心掛けます。私は長い間なかなか車を運転する気にはなれませんでした。私が高校を終えたばかりの頃、親戚や親友が人身事故を起こしており、そのときの「車って恐い」という感覚がずっと取れず、学生生活を終えて、就職して、周りが皆運転し出して、日常生活上かなり不便な思いをしても、周りにどんなに説得されようともダメでした(神経症になる前のことですが、私はやはりかなり神経質だったのだと思います)。

 ところが、神経症歴12、3年にもなった頃でしょうか、公共の交通が年々不便になっていく地域で、生活・仕事のことを考えると、運転できないということはかなりのマイナスで、年齢も考え、恐怖心は依然としてあったものの、仕方なく免許を取得しました。私としては、これは目的本位の態度かな、とも思います。その後取り返しのつく失敗はいくつかあり、反省し落ち込みますが、過度な反応は起こさずに運転を続けています。神経症になって、森田療法を知り、さんざん試行錯誤を繰り返している甲斐あって、気分に流されず、現実的な対応ができるようになった面もあるのかもしれません。

 森田先生や四分休符先生、お世話になったお医者様、「森田」のすばらしさを伝えて下さった先輩方に感謝です。

anxiety様

 コメントいただきありがとうございます。

 怖いけれども必要だから仕方なしに免許を取った、というのはまさに森田的で大変よろしいことだと思います。地方都市では車が運転できないと本当に不便です。
 ビクビクハラハラの時には滅多に事故は起きません。油断した時、慣れた所で事故は起きやすいのです。運転に関しては小心なのはとても良いことです。

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