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2012年6月25日 (月)

神経質礼賛 799.LED電球の誇大表示

 高価だったLED電球が少しずつ安くなってきた。原発停止による電力不足が懸念される中、国産メーカーでは政府からの要請に応じて、従来型の電球の製造を中止する動きがある。LED電球の普及は省エネルギーの上で大変よいことである。

 しかし、神経質人間としては、以前から気になっていたことがある。データで見る限り、LED電球は暗いのだ。例えば60W電球あるいは電球型蛍光灯ならば810lm(ルーメン:光束の単位)程度なのだが、それと同程度のLED電球はまだ少ない。国産品ではそれを超える製品がようやく出始めたところである。安価な輸入品に至っては、400lm前後しかないのに60W型と平気で表示している。特に電球色のものは白色に比べて暗くなる。LED電球の特性上光の広がりが狭いため、中央の直下であればそれなりの明るさが得られるものの、全体では暗くなってしまう。そんなわけで、十分な明るさが得られないとみて、我が家ではまだLED電球は買っておらず、電球型蛍光灯が主流である。消費電力の面では電球型蛍光灯は従来電球の4分の1程度であり、LED電球は5分の1程度と言われているから、蛍光灯がそれほどLED電球より劣るわけではない。十分な明るさ、光の広がりを持ったLED電球が普及してきたら、取り替えていこうと思っている。

 最近になって、誇大表示の問題が指摘され、中国製などの格安品を販売している12社に対して消費者庁が不当な表示をやめるようにという命令を出した。やはり、データをよく見て、自分でよく調べてから購入するという神経質があれば、誇大表示に騙される危険性は少ない。

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コメント

はじめまして。いつも、先生の記事を楽しみに拝読し、勉強させていただいております。今回、先生にできればお伺いできたらと思い、コメントさせていただきました。私は以前森田療法で立ち直った経験があり、今は仕事を何とかやっておるものですが、責任を感じる場面では気後れしてしまいます。先生の教えでは責任がある場面では気後れするのは当然で、何も感じなければたいした責任の無い仕事である。ということになるでしょうか。普通でいいのですが、神経質なため仕事がしっかりしていて評価が意に反して高く、ますます期待されてプレッシャーを感じ、変な悩み方をしております。頭ではそれが神経質を生かした生き方だと分かっても、気楽そうにしている人を見ると私も気楽な立場だったらなあと、損に感じる感じることもしばしばです。四分休符先生は、森田療法家として、日々患者さんの人生と向き合い、非常に私から見て責任あるお仕事をされております。その上、当ブログなんかでもいろんなご指導を一生懸命されておりますが、もっと楽で気楽な仕事(人生)だったらなあとか思われないでしょうか?なぜ、人生を掛けて森田療法という非常に負担が大きいであろうお仕事ができているのか興味本位ですが質問させていただきたく存じました。もしよろしければアドバイスよろしくお願いいたします。

神経質様

 コメントいただきありがとうございます。

 症状を克服されて、重要な仕事と向き合っておられるのですね。「神経質なため仕事がしっかりしていて評価が意に反して高い」というのは神経質を活かしておられる証拠です。そして、プレッシャーを感じられるとのことですが、これではまだまだダメだという完全欲からくる発展向上欲ゆえであって、大いに結構なことではないでしょうか。

 私も神経質の小心者ですから、仕事でもプライベートでも緊張することは多々ありますし、強いプレッシャーを感じますし、厄介な人には往生することもあります(笑)。しかし、それは何とも仕方なしです。医師だからとか森田療法を専門としているから大変だということではないと思います。会社員であろうと自営業であろうと同じことではないでしょうか。

神経質人間は、「自分ばかりが苦しい」「人は苦しまずに気楽にできる」という差別観で自他を比較しがちです。それに対して森田正馬先生は「唯見れば 何の苦もなき 水鳥の 足にひまなき ものと知らずや」という歌を引用して患者さんを指導しておられました。人は気楽そうに見えるかもしれませんが、実は誰もが苦しみながら行動しているのです。そして行動しているうちに苦楽共存ということもわかってくるのだと思います。

四分休符先生様

お忙しい日常の中、返信を頂きまして、ありがとうございます。>実は誰もが苦しみながら行動しているのですという、実に含蓄のあるお言葉を頂き、気が引き締まりました。(私の仕事だけが特別責任があると言うのも思い上がりでもありますね。)会社では事務方ですが、じゃあ工員さんが気楽でいいのかと言ったら、あんな体力仕事はできませんし、のんびりした仕事がいいのかと言ったらそれでは物足りずに今の会社に転職したのでした。常に隣の芝生が良く見えて、恵まれた環境には感謝を忘れてしまいがちで、恵まれている点は当たり前と感謝せず期待と違う点にだけ視点が行きがちでした。皆は皆、私は私なりの責任をしっかり果たしていきたいと思います。貴重なアドバイスをありがとうございました。

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