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2012年7月 1日 (日)

神経質礼賛 801.おたのしみ献立

 勤務先の病院では月の下旬に翌月の献立表が発表されて病棟に掲示されるとともに、職員にも回覧されて各自食事注文票を書いて提出する。献立表には1カ月に1回、内容を伏せた「おたのしみ献立」とだけ書かれた昼食がある。これは患者さんたちにとって大きな楽しみになっていて今度は何だろうかと話題になる。そして、その日に勤務する職員にとっても秘かな楽しみである。1食のカロリーは表示されているので、それが唯一のヒントである。概して高カロリーの時は肉系、低カロリーの時は刺身系だろうと想像できる。

今日7月1日(日)の昼食がその「おたのしみ献立」だった。820kcalという数字からは肉系かな、と思われた。まず、御飯はおにぎり3個だった。青豆入り白飯おにぎりが1個、焼きおにぎりが1個。そして、最近ではスーパーから姿を消し幻の食材となったウナギと錦糸卵が載せられ海苔を巻いた豪華版おにぎりが1個だった。副菜はチキンカツ。すまし汁には素麺とカイワレ大根が入っていた。そしてデザートは餡子が乗った白玉団子とスイカだった。夏らしい季節感があり、彩もきれいである。病院食として栄養バランスも取れていることは言うまでもない。

 いつも栄養士さんと調理師さんたちがいろいろ知恵を絞っておたのしみ献立を考えている。何しろ病院食は1食平均300円にも満たない低予算だから大変な苦労のはずである。それでも患者さんたちに喜んでもらいたいという気持ちから、意表を突いたアイデアを捻り出し続けているのだ。


 この、人に喜んでもらおう、という素直な気持ちがとても大切なところで、特に神経質人間は心する必要がある。どうかすると、人から賞賛されたいという自己中心的なところが先に立ってしまうことがあるからである。森田正馬先生の色紙には次のようなものがある。胆に銘じたい。


人に親切と思はれようとすれば

親切の押売りになり

人を悦ばせようとすれば

即ち親切となる

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