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2012年9月12日 (水)

神経質礼賛 825.秋の雲

 9月の中旬だというのにまだ連日30℃を超える厳しい暑さが続いている。関東地方は水不足のため取水制限という話も出ている。しかし、空を見上げれば、青空に秋の雲が見えるようになってきた。すじ雲・しらす雲と呼ばれる巻雲、うろこ雲・いわし雲・さば雲とも呼ばれる巻積雲、ひつじ雲と呼ばれる高積雲。いずれも高い空にできる雲である。青空のキャンバスに白絵具で描かれたみたいだ。不思議な開放感がある。

 小心者の神経質人間はどうも下を向きがちだ。胸を張って肩をいからせ威風堂々というのは不得手である。人とぶつからず人にからまれずという生き方も悪くはないが、下ばかり向いているとショボくなる。私自身、ふと気が付くと背中が曲がっている、これはいけない、と時々背筋を伸ばす。たまには秋の高い空を見上げて、いわしの群れや羊の群れたちが移動していく様子を楽しんでもよいのではないだろうか。そして目線が上がるといろいろなものが見えてくる。通勤の際に通りかかる三島駅前広場に植えられているハナミズキに似たヤマボウシの木にはキイチゴのような赤い実が成っている。日大通りのイチョウ並木には早くも銀杏がたわわに実っている。本格的な秋はもうすぐだ。食べ歩きや美術館散歩が楽しくなる季節である。

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コメント

 先生、こんばんは。

 「秋高し」「天高し」という季語があるくらい、大気が澄んだ秋の空の高みは気持ちが良いですよね。今、思わず窓から空を見上げましたが、青空にふんわりと柔らかそうな雲が思い思いの形を描いています。ついこの間まで日中は居られなかった二階の部屋も冷房なしで過ごせるようになったし、カーテンをなびかせている風も新涼の風だし、日暮れは早くなったし、秋なんだなあと感じます。

<眼のなかの秋の白雲あふれ去る> 山口 誓子
<キーパーの孤独へ流れ鰯雲> 小島 健

 季節は巡り、時は流れていますね。神経症にグズグズしている(た)私に、「あなたが20代ならそれでもいいかもしれない」と言ってくれた人がいます。優しい人だけど、強烈なひと言でした。この季節の変わり目に、そのひと言をあらためてかみしめています。時は惜しまなきゃ。

anxiety様

 コメントいただきありがとうございます。

 今日も日中は32℃を超えていましたが、空を見上げると、夏の入道雲と秋の雲が混在していました。日が暮れるのも早くなりましたし、お彼岸を過ぎれば秋らしくなってくると思います。

 

 「あなたが20代ならそれでいいかもしれない」とあえて言ってくれた方は、本当に優しい人だと思います。そして、あなたならわかってくれると考えて、意を決して言ってくれたのでしょう。少年老い易く学成りがたし、ではないですけど、年々、時間が経つのは早くなっていきます(私はいつも反省しています)。今、ここで、踏ん張りなさいということなんですね。神経質を生かし、神経症を治す場は、今、ここで、なのだ、と教えてくださったのだと思います。すばらしい先輩と出会われたのですね。

 先生、こんばんは。お返事をありがとうございます。こんな贅沢は他にないと思います。

 おっしゃるとおり、その人は意を決して言ってくれたのだろうと思います。女の私に「あなたが20代なら~」とはとても言いにくかっただろうと思います。感謝しています。あの一言がなかったら、未だに現実を直視することなく過ごしていたでしょうから。

 その人には2、3度厳しく叱られています。それでも慕わずにはいられない人ですが、恥ずかしながら、叱られる度びっくりして泣きます。そういった経験の間に、25話「叱るということ」・26話「叱られるということ」を読ませて頂きました(時々ブログ内を逍遥させてもらっております)。「行動レベルで生かす」、そうありたいです。努力の余地はまだまだたっぷりあるのですが、まずは出来ていると言っていいかなと感じています。

 先生、お陰様で、今年の夏は出不精も治り、そして今までなかなか踏み切ることができなかったことを3つやりました。中断していたことを再開もしました。失敗もあり泣きはしましたが、行動した自分にホッとしています。これから実りの秋ですね。まだまだ弱い私です。いきなり豊作は狙いませんが、何かひとつ小さな赤い実をつけたいです。

anxiety様

 神経質礼賛ジャングルの中を探検していただきありがとうございます。逍遥というお言葉をいただくほどではありません。ただ、最初の2ヶ月を除き、すべて毎月10話ずつになっていますので見当はつけやすいかと思います。そこは神経質であります(笑)。
 不出来なところも多いので、本を出した時に、古い記事は全部消去しようかとも思いましたけれど、消さないで欲しいというコメントをいただきましたし、特に鈴木知準先生の記事は掲示板のような機能を果たしていて消すわけにもいきませんので、そのままにしています。

 不安なまま思い切って懸案事項を実行に移されたのは大きな進歩です。もちろん思ったようにはいかないことは多々あるでしょうが、種を蒔いて、育てていくうちに、いつかは本当に収穫の秋になってくるものと思います。
 私は入院患者さんの日記に「毎日の地道な努力で収穫が得られましたね」とよくコメントを書きます。

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