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2012年10月12日 (金)

神経質礼賛 835.○心と秋の空

 10月になっても最高気温が30℃を超える日が数日あった。ここにきて秋らしい爽やかな日和となり、ようやく長い夏が終わったと実感している。病院へ向かう車が坂を上っていくと、鮮やかなピンクや白のコスモスの花が目につく。高い青空にはベストマッチで秋桜の別名に似つかわしい。

昨日の朝は富士山に笠雲がかかっていた。そのうち空が暗くなってきて、私の1時間後に出勤してきた先生は傘を手にしていた。昼頃になるとまた晴れて暑くなる。夕方には低い雲が空を覆う。やはり秋の空は変わりやすい。


 
 変わりやすい心を秋の空に例えた「男心と秋の空」「女心と秋の空」。両方耳にする言葉である。どちらが正しいのだろうか。この言葉は江戸時代あたりから使われるようになり、もともとは「男心」だったそうだ。封建社会では結婚している男性の浮気には寛大だったが、女性の浮気は許されなかった。明治時代になっても女性だけには姦通罪が残っていた。大正時代に入り、大正デモクラシーの世相を反映してか、ヴェルディのオペラ「リゴレット」の中の「女心の歌」・・・♪風の中の 羽のように いつも変わる 女心・・・が大流行し、そのあたりから「女心と秋の空」になってきたそうである。


 
 気分易変はヒステリー性格の特徴の一つである。泣いたかと思ったらもう笑う、という子供のままである。周囲の状況に大きく気分が左右されやすい。男女関係も好いた惚れたで大騒ぎしたかと思えば今度は大喧嘩になる、と何とも慌ただしい。有名人であれば格好の週刊誌ネタになる。

逆に、神経質人間の気分は簡単には変わらない。感情に任せて行動することが少なく万事慎重なので、浮いた話も出てこない。気分の安定性は高いのだが、悲観的な見方をしがちなので、下手をすれば嫌な気分をいつまでも引きずることになる。そんな時には、いくら気分を良くしようとジタバタしてもダメである。冴えない気分はそのままにしておき、とりあえずやらなくてはならないことに手を出して一つずつ片づけていく。そうしているうちにいつしか気分も引き立ってくるのである。神経質人間の良いところは、スロースターターながら、一旦始めれば長続きするところである。粘り強く努力を続けることで、人並み以上の成果を上げることができるのである。

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コメント

先生、こんばんは。私もスロースターターです。走り始めたらなかなか止まらないタイプですね… 学生時代には、のんびりしているとか、マイペース過ぎるなどと言われましたが、私ののんびりペースをゆとりと思って心地良く思って下さる方々がいらっしゃいます。私の個性もお役立てて嬉しいことです。


ススキや秋桜が綺麗ですね。四季のある環境に感謝です。

ヒロマンマ様

 スロースターターであっても、着々と続けていけば、いつの間にかウサギを追い越す亀さんになります。ヒロマンマ様はいろいろなことを着実に続けておられますね。そこが偉いところです。

 秋の花々が楽しめる季節になりましたね。さらに秋が深まると、日大通りがイチョウの黄金色に染まりますね。

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